ありがとう屋台村松田朋子

松田朋子 閲覧ポイント:1149Pts

地震で店を失った人たちが、仮の店舗を構え営業を続けてきた益城復興市場屋台村が

今月末で閉鎖されます。

写真は今月8日に開催された屋台村ファイナルイベントの様子です。

 

 

くまパワコメンテーターのかめきちさんと一緒にイベントのMCを務めさせていただきました。

 

去年6月のオープンから本当に様々な店舗のみなさまに協力してもらい、

ニュースでその都度の思いをお伝えしました。

益城に取材に行くときは用事がないときも何気なく寄っていた場所でもあるのでさびしい気持ちもあります。

 

屋台村は一言で言えば、「元気をもらえる、とても温かい場所」。

去年4月、益城のテント村で生活されていたときから取材させてもらっているカフェ&バー「MONKEY」の市村さんご夫婦。

家は全壊、さらに前震の翌日にオープン予定だったカフェバーの建物が被災し、長年の夢をかなえることができませんでした。

すまいも、仕事も失ってしまったんです。

その中で、屋台村をきっかけにお弁当屋さん、移動販売車と新たな事業も手がけ、今年中に益城でお店を構える夢が実現する予定です。

 

被災当時、市村さんから

「どんどん自宅や仕事のめどが建つ人が増えてきて、本当に良かったと思う部分と、うらやましいな、いいなと思う部分がある」

避難所を点々とされているとき息子さんが

「「きょうのおうちはどこ?」と聞かれることにうまく返事ができない」

そんな言葉をずっと聞いていたので、

家やお店のめどが建ったことは本当に、本当に嬉しかったです。

 

一方で、屋台村をきっかけにお店をたたむ方もいます

中華料理店の永龍さん。

38年、益城でお店を営んできました。タイピーエンがとてもおいしいお店です。

 

ただ家も建て直さなければならず、長年の歴史に今月9日幕を閉じました。

最終日もたくさんの常連のお客様が訪れていました。

 

永龍の本田ひさえさん、

「さびしいような、ほっとしたような。ただ、地震がお店をたたむきっかけにもなったかな」。

そういいながら、涙されていたことは忘れません。

 

 

地震は数多くの方たちの生活に大きな変化をもたらしました。

たくさんのものを失いながらも本当に大変な生活の中でありながらも前へ前へ進まれ、いつも誰に対してもあたたかいおもてなしをされるみなさんから多くのことを学びました。

 

屋台村 本当にありがとうございました。

これからも益城、県内が一日でも早く完全な復興にたどりつけるようにお伝えしていけるよう務めます。