このところ広報担当のコケボウ(コケのはえた暴力派社員)がご機嫌斜めだ。コラム登場がめっきり減ったかららしい。日ごろ、「私の色香に迷った社長は、私の意のまま」と豪語しているのに、僕が無視したので、プライドを傷つけられたというわけだ。だいたい「色香」という元々の発想からしておかしい。やっと仕事のイロハを覚えたぐらいなのに、イロカとは10年早い。せいぜいヤブ蚊かコガタアカイエ蚊ぐらいの魅力しかない。

そのコケボウが「今回はクリスマスのことを書け」と業務命令を出してきた。そうか、僕がクリスマスでいかにモテたか、どんなに楽しくすごしたか、知りたいわけだな。と言ったら、「そんな話はあるわけもないし、読みたくもない」と一蹴。クリスマスに向けてKABの玄関前などに、いろんな飾り付けをするので、そのことを宣伝してほしいというだけ。フン。

飾り付けとはいうが、はっきり言って余りにもお粗末すぎる。幹部会で「もっと派手にやれ」とハッパをかけたが、「こんな辺鄙なところに、だれが見に来るのか。予算もないし無駄だ」と、その冷たいこと。結局、玄関前の大きなキンモクセイに豆電球を巻きつけ ただけ。おまけにブルー一色のみ。いくら流行色とはいえ、寒波来襲並みに寒々しい。他局のキンキラ、ギンギラと較べると、まるで墓場の豆提灯だ。こんな光景はだれにも見せたくない

ところが隠し球があるという。23日から25日まで玄関前広場や駐車場でキャンドルサービスをやるとか。もっともカネはないので、オイスカから3,000個の牛乳パックをレンタル、それをキャンドルスタンドにする。いやあ、涙ぐましいね。「家貧しゅうして、孝子出ず」てな感じだよ。キャッチコピーは「瞳の奥までクリスマスだね」。コケボウは「私の瞳のイメージにぴったり」と自慢するが、正確には「瞳の奥までクルシミマス」だ。

要はカネをかけなくても、華やかに、美しく見えればいいわけで、僕も正直いって、多少は期待している。5時半から9時まで、クリスマスソング付きだから、それなりのムードが出る・・・かどうか。カネもなく行くところのない人だけ(多分、文句をいわないだろうから)、見に来てほしい。ニューストレインやサタブラプラスでも流す予定だ。ただ風が強いと、牛乳パックが吹き飛ばされるから、中止になるかも。最後まで貧乏テレビ局は悲しいなあ

ところで先日、広報のある部屋を覗いたら、コケボウが、クラちゃんこと「真冬のクーラー」を前に、なにやらブツブツ言っている。よく聞いたら「シングルベル、シングルベル」と歌っている。それでは永年独身主義者のクラちゃんが可愛そうではないか。もっともクラちゃんも負けてはいない。コケボウに「ジャングルブル(雄牛)、ジャングルブル」とやり返している。僕がいうのもなんだが、イメージはその通りだ。

さて僕のクリスマスの過ごし方だが、これは秘中の秘だ。コケボウやクラちゃんが声を掛けて欲しいという顔をしているが、無視、無視。せいぜいKABの飾り付けを眺めていればいい。

コケボウのひとこと

色香?この際そんなことはどうでもいいわ!
今は挑発にのって差し上げられません。
なぜなら・・・私の頭の中は、クリスマスのことでいっぱい★★
と言っても残念ながら、プライベートをイケメンと過ごす!とかの、それこそ色っぽい話ではありませんが。

KABの敷地内に聳え立つ金木犀。
その金木犀に煌めくブルーのイルミネーション★★★
ご覧になった方「しょぼ~い」と思われました?
しょぼい・・・と思われたあなた、是非クリスマスイブとクリスマスの夜はKABにお越しください。

キャンドルの優しい光があなたの瞳を彩ります

しかし舞台裏はたーーーいへん。
実際のところはホントに「クルシミマス」そのもの。
社長も「秘中の秘」なんて訳わかんないことおっしゃってないで、チャッカマン持って応援にきてください。
社長のつぶらな瞳もクリスマスにして差し上げます★