いまKABでは来年度の入社試験の準備に追われている。今年は例年より募集開始が数ヶ月も遅れ、どれくらい応募者が集まるか、心配だった。案の定、応募はボチボチ。総務の担当者からは「社長の決断が遅いからこんなことになるんだ」と冷たい目で睨まれた。ところが締め切り間際になってバタバタと増え、最終的には例年とほとんど変わらず、500人以上になった。

応募者全員の面接は物理的にも無理なので、書類選考せざるを得ない。僕もざっと応募用紙に目を通した。ほとんどがいろいろ知恵を絞り、工夫を凝らして、なんとか認めてもらおうという熱意が伝わってくる。つい情が移って、全員を面接に残したいが、そうもいかない。書類選考のあとは面接、筆記試験、適性検査、そしてまた面接と控えているから、受験生も大変だ。

半分以上は女性。しかもアナウンサー志望が圧倒的に多い。ローカル局なのに全国から応募者が集まってくる。なかにはタレントかスターの登竜門と勘違いしている人もいるのではないか。KABの場合、アナウンサーといえども記者兼務で、自ら取材して、原稿も書いてもらう。単に喋るだけよりも、その方がニュースの位置づけや意味合いが分かりやすいからだ。だから美貌だけが自慢のような応募者には面接を遠慮してもらうしかない。

大昔の話だが、僕も当然、新聞社の入社試験を受けたことがある。作文も含めた筆記試験をなんとか潜り抜け、面接までこぎつけた。目の前には編集局長や論説主幹などのお偉いさんがずらりと並んでいる。「熊本出身の新聞記者は知っているか」と聞かれ、即座に鳥居素川や池辺三山をあげた。ところが面接官は「もっと他にいるだろう」としつこく聞いてくる。「知りません」と答えると、全員がどっと笑った。試験が終わった後、編集局長が熊本出身だと聞いて冷や汗がでてきた。まあ、それでも合格したのだから、よほど運が良かったのだろう。

さてKABでは新入社員のほかにも募集していることがある。ひとつは制作を担当する経験者募集。もうひとつは夏の高校野球のイメージガールだ。イメージガールの方は野球が大好きで、健康で明るい女子高生が対象。合格すればテレビコマーシャルや新聞広告などに出演してもらう。これまで3人いるが、いずれもアイドル並みの人気者になったそうだ。ひとりはまだ高校生だが、あとの二人は、現在、銀行や携帯電話などのコマーシャルにも出演、モデルとして活躍しているとか。ぜひたくさんの女子高生に応募してほしい。

ところが、なにをトチ狂ったのか、あのコケボウが「私も制服を着て、応募してみようかな」と言い出した。しかも「私って、カメラ写りもいいし、可愛いじゃない」と自信たっぷりなのだ。春先の陽気で、アタマの構造にひびでも入ったに違いない。それとも仕事のサボリ過ぎで妄想癖でも出たのか。制服姿を想像しただけで、食欲もなくなってしまう。多分、最近は鏡を見たことがないのだろう。君はイメージガールではない。ゲテモノオバンの範疇だよ

どうか女子高生のみなさん、僕を助けると思って応募してくれないかなあ。

コケボウのひとこと

p>ご心配なく、健康状態には全く異常はなく、元気に働かせていただいております。

私の母校はセーラー服で、特に夏服は人気が高く、本人を何割り増しかに見せる「制服マジック」と影でやっかまれもしましたが、それを差し引いても、かなりイケてたと思いますよ!

まだ社会の荒波にもまれる前ですし、上司からのいじめにもあう前ですから、それはそれは純真無垢な、可愛らしい高校生でしたよ。

社長!鏡を毎朝見ている上で、申し上げておきますが、多少皺はできたかもしれませんが、よっぽどアップで撮らなきゃ大丈夫なのではないか、と。

黙ってさえいれば、女子高生に見えなくもないですって♪ ふふっ

しかし、これだけ声を大にして「まだまだイケルってば~」と言ったところで、みなさん私のセーラー服姿なんて見たくはないでしょうから、女子高生のみなさん!ぜひイメージガールにご応募ください。

お待ちしております!