コケボウ体を揺すりながら現れた。「最近、社長のコラムは真面目すぎて面白くないと、メールが来ています。困るんですよ」とほざいた。僕も面白くない。「ちょうどいいや。次回は休もう」とささやかに抵抗する。「何を馬鹿なことを。きちんと原稿は出してよ。私は明日から3日間、休みますからね」。そして台風13号のごとく去った。そんなに面白い話がいつも転がっているものか。

先週、鹿児島放送とKABのゴルフ対決コンペがあつた。会場は出水市にあるゴルフ場。前回は僅差で負けたものの、それまではKABの連戦連勝。今回もぶっちぎりで勝利すると僕たちは確信していた「ゴルフもどき」しかできない某総務担当はいるものの、それでも鹿児島放送の顔ぶれに較べれば、まだまし。僕らの自信は揺るがなかった。

ゴルフ場は戦時中、飛行場だったとかで、平坦なコースだった。ところが、やたらとバンカーが多い。そこで初めて不安がよぎったKABの山本会長はいつもは80台から90台で回るベテランゴルファーだが、欠点はバンカーに弱いことだ。なんでもKABはデジタル化で借金を抱えており、「バンカー(銀行家)との付き合いは大事。冷たくできない」と、理屈にならない理屈で砂遊びに興じることが多い。

プレーを終えてクラブハウスに戻ると、すでに山本会長の組は2次会の料理屋に出発していた。僕らの組は、もちろん鹿児島放送に大勝対抗戦はKABの勝利間違いなし。ちなみに僕も鹿児島放送の坂口社長には大差で勝った。接待ゴルフではないから、僕だって勝つことはあるのだ。ただし、スコアは公表しない

さて料理屋に行くと、どうも雰囲気がおかしい険悪な空気が漂っている。山本会長は、早くもビールをがぶ飲みして、「スコアのことは一切、聞くな」と怒鳴っている。スコアは良くないが、まあまあなんだろう、と思っていた。いよいよ対抗戦の結果発表。「バンザイ」と言おうと構えていたら「優勝は鹿児島放送」と聞こえた。わが耳を疑った点差は僅少ではない。これは計算方法が悪いのだ。そこでダブルペリア方式でなくネットの数字で比較してもらったら、こちらでも負けている。つまり完敗なのだ。

そのあとの焼酎の不味かったこと。当然、何故負けたか、犯人捜しが始まった。A級戦犯はすぐ判明した。山本会長ハーフで70も叩いていたのだ。スタートはパーだったが、次のコースのバンカーで10数打も叩いたとか。それだけでは収まらず、バンカーごとに大叩きしたらしい。「ゴルフもどき」の某総務担当のほうがいいスコアだったのだ。ベテランにして、こういうこともありうるのだ。素人の僕が100をなかなか切れないのは当然ではないか。僕は変なところで納得した。

余興で、僕は美空ひばりの「悲しい酒」を熱唱した。KABの気持ちを現すには、この歌しかないと思ったからだ。まあ、いいか。今回だけは負けてやろう。だが、次回は・・・。山本会長にはバンカーの猛特訓をしてもらわなければならない

さて、またまた真面目な話になってしまった。コケボウは休みでチェックできないから、今回は手抜きのチャンスだ。ざまあ、みろ

アセリメのひとこと

コラムの冒頭にも書いてあるように、本日、コケボウ姉さんはお休みです。
したがって、私、アセリメ(ヤマンガー)が代理を務めなければなりません!
コケボウ姉さんが旅立たれる前日、「コラム、よろしくねっ♪」と言われました。
最近、ちょっと“高尚なお話”が多かったので、一抹の不安に駆られた私は「高尚なお話を書いて来られたら、どうしましょう。。。(泣)」と涙目になったところ、「だぁ~いじょうぶよっ!『真面目な話は抗議のメールが来ますから』って申し上げておいたから♪」と(笑)
鹿児島放送さんとのコンペは団体戦だったのですねぇ。
話は少しズレますが、先日、コケボウ姉さんと2人で鹿児島放送さんへ行って参りました。(詳しい珍道中は、姉さんが帰って来られたらご報告されると思いますので、そこは割愛しておきます。)
鹿児島放送さんには、今後もいろいろとお世話になりますので、今回のコンペは鹿児島放送さんに“花を持たせて”くださったんですよねっ!