いよいよ年の瀬も押し詰まってきた。この一年間、振り返ると、実にいろんなことがあったなあ。今年はコケボウを圧倒殲滅してやった。社長と一社員の立場からいえば、至極、当り前とお思いだろう。ところが、これが違うんだな。

コケボウは自分のことを「ご主人様」と思い込んでいる。僕なんかアゴでこき使う単なる一使用人に過ぎない。たまりかねて「僕は社長だ」と言っては見るものの、「それがなによお」と言われると、返事のしようもない。口先三寸でまくしたてられると、つい「分かりました。働きます」と言わざるを得ない。

おまけにあちこちにコケボウファンを養成して、そちらからも圧力が掛かってくる。先月なんか、はるばる茨城県から「コケボウに会わせろ」と、押しかけて来たのもいる。僕は嫌だったが、無断で断ると後が怖いので「お会いになりますか」と伺いをたてた。ご返事は「一緒にメシを食わせろ」だった。仕方がない。某小料理屋で酒席を設けた。そこでのコケボウの横暴ぶりに、お客は「聞きしに勝る」と、さらに信服してしまった。

もっとたちの悪いファンもいる。彼は時々、八王子の山奥からコケボウにメールを送ってくる。時候の挨拶ぐらいなら許せる。ところが、かって会社の先輩だったことを笠に着て、あることないこと、誹謗中傷の告げ口をしているらしい。先日もコケボウが「前の会社では、会議中によく居眠りされていたそうですネエ」とやって来た。そういえば若気の至りで、会議中に寝込んでしまい、議長から「あの件はどうなっている」と聞かれ、思わず「ここはどこ」と口走ったことがあったなあ。先輩も昔のことをよく覚えているよ。もちろん、コケボウには知らぬ存ぜぬで押し通した

このままでは、年を越せないということで、一計を案じた。さる17日にグランメッセで開いた「KAB元気フェスタ」。僕とアナウンサーとのバトルトークコケボウを引っ張り出してやった。本人は表向き固辞したが、恥をかかせるのが目的だから、僕は必死で頑張った。午前中の分は終わり、客席にコケボウの息子のコケボンがいるのを見つけた。よし、この際、親子で恥をかかせてやろうと、コケボンも午後の舞台に乗せることにした。

結果は失敗に終わった。なにせ僕よりコケボウ母子に送られた声援や拍手のほうが多かった。客席のウケも僕よりよかった。恥を恥とも思わない母子だから、それなりにウケたのだろう。おまけに厚顔無恥の目立ちたがり屋ということも今回、判明した。固辞したのは、見え見えのお芝居で、本当は出たくてたまらなかったのだ。術中にはまったのは、ひょっとして僕のほうではなかったのか。

バトルトークの後、会場を回っていたら、見知らぬオバさんから「コケボウさんに渡して」と、お菓子を渡された。コケボウもあちこちで差し入れの食べ物などを渡されたそうだ。いまやコケボウはアナウンサー以上のスターもどきになったのか。ちなみに僕には誰も何もくれなかった

冒頭、圧倒殲滅と書いたが、やっぱりダメだったのかなあ。よし、来年こそは目にも見せてやる。その時にくやしがるなよ。

コケボウのひとこと

あはははっ。
どうなさいました?
そんなにわざわざ「オレは社長だぁ~!!」風におっしゃらなくても、十分承知しておりますよ。
で、?元気フェスタのお話ですね。
トークショーでは、今まで社長を数々の所へ引っ張り出した仕返しのつもりか「コケボウ!出てこないなら給料払わないぞ!」などとパワハラ発言で、ステージの上に担ぎ出され、えらい目にあいましたが、お陰で、お客様から物販コーナーで販売されていた、おいしいお寿司をいただきました。
その後も会場を歩いていたら、アンパンやにんじん、ケーキなどなどの差し入れをいただき、社長からかなりやっかまれましたが、気になんかしてません
叩きのめそうとしたのがこの結果では、社長の気持ちもお察しいたしますが、これが現実素直に受け止めてください。
差し入れをしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
これからも社長のいじめにも耐え、健気に頑張るコケボウちゃん応援してくださいね。
さて、このコラムも今年はこれでおしまい
みなさまの「高尚な話は期待しない」という声にお応えして、少々弾け気味の内容でお届けしておりますが、来年もますます舌好調(!?)でお届けしてまいります。
どうぞご期待ください。
来るべき2007年がみなさまにとって、幸せな年でありますよう心からお祈りいたします。
よいお年を・・・