このコラムも今回で101回。この際、心機一転、200回目を目指して、新たに挑戦して行きたい。なんて気持ちはこれっポッチもないただひたすら惰性に流されて、チンタラ続けていくだけだ。読みたくない人は読んでいただかなくて、結構だ。何だか捨て鉢のようだが、その通り。月曜から酷い花粉症に見舞われ、本当は休みたいのだが。それが許される職場環境ではない。

先日、「古庄幸一・元海上幕僚長を囲む夕べ」という会合に出席した。陸上自衛隊西部方面総監部の主催で、陸上が海上の元最高幹部を招くというのも珍しい。これも陸海空の統合運営のひとつの現われか。てな話は固苦しいだけだが、飛び出した話題は面白かった。

古庄さんによると、海の男たちは、美味いもの、高価な食べ物から食べていく。つまり常に生死の境目にいるので、食べられる時に食べておこうということだそうだ。そこに行くと陸の男たちは、美味しいものや高価な食べ物は、後に残して、隠しておく。クマやリスと同類で、そのうち隠し場所を忘れたり、他の人に食べられたりする。僕は別に陸上自衛隊をバカにしているのではない。あくまで古庄さんの話を紹介しただけだ。潜水艦乗りだった佐世保地方総監部の三木伸介幕僚長の説明だと、いくら保存技術が発達しても、一週間も10日もたつと、味や鮮度が落ちるので、美味いうちに食べる習性になったとか。

航空自衛隊はどうか。西部航空方面隊の岩崎茂司令官によると、やはり海の男と同じで、美味いもの、高価な物に先に飛びつくとか。ただし、空の男には美味いもの、高価な食べ物の判別ができがたいものが多く、当たり外れがある。もうひとつ、生死の分かれ目と言う点では、先輩からの教えで、机の上やロッカーは整理せず、乱雑なほど良いそうだ。万一の事故に遭遇した時に乱雑な室内を思い出し、「このまま死んだのでは恥をかく」必死になり、結果的に生存率が高くなるとか。なんとなくこじつけのような気もする。ただし僕の机の上もロッカーもゴミの集積場と化しているので、空の男の心情も分かる

 

陸の男たちの言い分は、こうだ。食料の補給は海や空に較べると、比較的、楽にできるので、そんなにガッツく必要もない。持久戦になれば、長期間、生き延びるために、自分たちなりに、食料も保存しておくということになった。別にクマやリスのレベルではない。まあ、これも一応、理屈は立っている。

それにしても食べ物の習性ひとつとっても、陸海空それぞれに違いがある。まして作戦行動などになると、どれぐらいの違いがでてくるのやら。統合運用といっても、想像もつかないほど多くの問題が生じてくるだろう。おやおや、また話が固くなった。ひとつ心配なのは、こんな話を書いたからといって、機密漏洩なんて言われないだろうな。確認するのを忘れていた

ところで、KABも報道制作、営業、編成業務、技術、総務といくつも局があり、それぞれが陸海空と同じように仕事の内容もやりかたも違うは各局から様々な仕事の命令を受けて、コテコテと働かせられているのだ。統合運用が一番、必要なのはKABかもしれない

コケボウのひとこと

きょうはまた固いお話ですこと
目的は同じでも、通常の運用が異なると大変だから、統合運用しましょう、ってこと?
統合運営してないから、社長は「社長の仕事が増えるばっかりだ」とおっしゃりたいようですが、それはちょっと違うかも。
統合運用したところで、社長の仕事は減るわけも無く、せいぜい指令が同じところから出るくらいしか変わりはないのでは?
大事なのは、それぞれの運用の中で、周りがどんな運用をしているかをちゃんと把握し、できるだけ、のりしろを多くとって働くことではないでしょうか?
「社長にもしっかり働いていただく!」という各セクションの統一見解さえ、しっかり認識されていたら、大丈夫!かな。
ん?社長の話ではなくて?他のこと?
ま、お任せください
時に美味しいものを先に食べ、時に後の楽しみにとっておきつつ、頑張りますから。
それにしても、社長の机の上の散らかりようったらひどいものです。
芸術的ともいえるほど。
それが「長生きのため」とは知らなかったなぁ。
社長室にお見えになるお客様、驚かないでくださいね。