ゴールデンウィークの谷間。この際、1,2日ともサボってやろうと、密かに考えていた。ところが、あのコケボウ「コラムは休みませんからね」と、威丈高にのたまわった。僕は怒り失望足が震えてきた。所詮、「天の声」には逆らえないのだ。

それはともかく、今年も新人2人が入社してきた。昨年も書いたが、新人の動向というのは気になるものだ。期待はずれでがっかりしていないか、5月病の気配はないか、古参社員にいびられていないか・・・。ところがどっこい、二人とも、図太く新人生活を満喫しているとか。昨年の二人より頑丈かもしれない。ひょっとしたら、ドンカンで、頭脳のどこかが、抜けているのかもしれないが、この調子だと、まあ、心配は無用か。

一人は、ヤクザ集団が集まっている営業部門に配属された。神経が細いと、とても勤まらない職場だ。時々、様子を覗き見に行くと、早くも一人前の顔をして、代理店などを駆け回っている。何でも学生時代はアウトドア派で、趣味は野宿だったらしい。だから怖いもの知らずなのだろう。いや、意外とヤクザ集団より、ヤクザの素質があったりして。

とはいえ、メガネの顔は可愛らしい。よく見ると、少し出っ歯がアクセントになっている。彼には「ヤマザクラ」君と名づけた花(鼻)より先に葉(歯)が出ているからだ。別に差別している訳ではない。どんな深山にあっても、見事な花を咲かせてほしいという期待も込めているのだ。

もう一人は、報道制作部門。こちらも昼夜の別なく、取材で走り回らなければならない。体力も気力も必要だし、ちょっぴり知性もなければならない。新人には営業同様、厳しい職場だ。とはいえ昨年、入社した「ドラム」君の職場よりましかもしれない。なにしろ「ドラム」君の職場は、大局小局が集まった、たちの悪い女護ヶ島と同じ環境だし、コケボウもいるのだから。

先日、熊本市役所に刃物を持った男が乱入した。新人君は、取材に駆り出された。それどころか、カメラとマイクの前に立ち、ニュースに登場したのだ。それは全国ローカルニュース番組に流れた先輩社員の評判「新人とは見えない落ち着きぶり」だったとか。本人に言わせると、緊張して、3回、失敗したらしい。まあ、それでも立派だろう。さて、名前をどうしよう。意外と神経が太いようだから「ズブト」君にしようか。

「ヤマザクラ」君も「ズブト」君もこれからが正念場。入社一ヶ月の感想を聞くと「目新しいことばかりだし、楽しくて、楽しくて」と、本音かどうか分からないことを言っていた。「ドラム」君と一緒に飲みに行ったようで、そこでお互いに傷を舐めあったのか、どうかは知らない。ともあれ、ゴールデンウィークあけに、退社することだけは、なさそうだ。

いや、まてよ。そろそろ社内の女性軍団がうごめきだす頃だ。なにせ若い男性に目がない連中だから、どんなチョッカイをだすか分からない。ここは僕が身を張ってでも、二人を守ってやらなければ。どうか女性軍団よ、二人に手を出すのだけは止めてほしい。チョッカイは僕が受けて立とうではないか。コケボウ、頼むぜ。

コケボウのひとこと

新人ネタですか。
社長の原稿を受けて「ヤマザクラ」のほうに取材をしてみたところビックリ!
「ねぇ会社は楽しい?」「はいっ!楽しいです」「いじめられたりしてない?」「はい大丈夫です」「先輩は優しい?」「はいっ!これ以上ないってくらい優しいです」「・・・」
そりゃよかった。
しかし<これ以上ないってくらい優しい>とは、今までいったいどんな人生歩んできたのか、ちょっと心配になります。
あのヤクザ集団がそんなに優しいとは思えないし、ドラマーから聞くと歯切れの悪い言葉しか返ってこないのに、です。
ま、楽しく働けるってことはいいこといいこと。
何かイヤなことがあったらいつでもワタシのところへいらっしゃい
え?それが怖い?そうかもね(笑)
だけど大丈夫よ。
ワタシ達の大好物は<若くてピチピチのイケメン>ですから。
チョッカイ出したりしませんわ。
ついでに申し上げておきますが、社長にこの原稿を催促したのは「チョッカイ」ではありませんからねっ。
もう一つついでに申し上げると、1日と2日はいかにゴールデンウィークの谷間であれ平日です。
仕事がある人は休んじゃいけないんですよぉ~。
ということで、きょうも無事にアップできました。
めでたし、めでたし。