どんな世界にも「一流」と言われる人たちがいる。芸能界やスポーツ界だけとは限らない。政財界、学者、農家や漁師だってそうだ。いろんな分野のトップで活躍している人たちだ。だって「雇われ社長」としては一流かもしれない。

サケを飲みながらそんなことを喋っていたら、自称「才色兼備(本当は菜食健備の間違い)」の某女史が「それは違う」と断言した。某女史にいわせると「一流と言われる人たちは、実は三流の人たち」だそうだ。どういう意味かというと、汗と血と涙を流した人たちだけが、一流になれるのだとか。汗みどろになって勉強し、働く。血を流すような努力を重ねる。時にはあまりの辛さに涙も流す。文字通り、刻苦勉励した人たちだけが、一流と言う場に上れるそうだ。

それならなんか、典型的な三流だ。いつ仕事で失敗するかと冷や汗を流し、コケボウにこき使われて悔し涙を流し、ゴルフではマメを潰して血を流している。だから僕は一流になれたのか。ところが某女史は「全く分かっていないね。君は人間としては四流でしかない」とのたまった。もうひとつ、流しているものって何だろう。いろいろ考えているうちに、ハタと思い当たった。あまり大きな声ではいえないが、僕は常日頃、浮名も流しているのだ。だから四流なのか。

とたんに某女史が怒り出した。何故かと言うと「浮名というのは付き合ってくれる相手がいての話。だれも相手してくれない人がどうやって浮名を流せるのか」というわけ。まったく分かっていないなあ。僕と付き合いたいという女性は山ほどいる。面倒くさいから、先着順に整理券を配って付き合っているぐらいだ。そのことは立場もあるからひた隠しにしている。それでも上手の手から水が漏れるように、どこからか浮名が流れ出す。いわば「カッパの川流れ」のようなものだ。多分、某女史はそのことに気がついて怒り出したにちがいない。意外とヤキモチ焼きなんだ。

コケボウはどう思っているのか。恐る恐る聞いてみた。なんと「社長は立派な三流じゃない。自信を持ちなさい」というではないか。見かけによらず、コケボウは人を見る目があるのだ。ところが、どうも雰囲気が違う。鼻先でせせら笑うようなムードが漂っている。よくよく聞いてみると、僕の場合、「よだれを流す。鼻水を流す。おまけに垂れ流し」の三流だって。温厚な僕も、ついカッとなった。それでは僕の実態はクタバリかけたジジイと同じか。

ここはなんとしても発言を取り消してもらわなければ。しかし、よくよく考えると、まったくの見当違いでもない。垂れ流しはともかく、会議中に居眠りして、よだれを流したこともあったし・・・。しかし、コケボウはどうして気がついたのだろう。ここは器の大きいところをみせるためにも、聞き流して、怒りは水に流そうではないか。

一流の話がつい脱線してしまった。これも僕に一流の能力があるからだ。所詮は「社長のたわごと」なのだから、そんなに「くだらん」と怒らないでほしい。嫌な人は、どうか読み流してほしい。

コケボウのひとこと

暑さにやられるにはちょっと早いから、加齢によるものなのか・・・社長がちょっとおかしい
「雇われ社長として一流」発言は、まぁいいとしても、見逃せないのは<<僕と付き合いたいという女性は山ほどいる>>という何の根拠もない発言
企業のトップに立つ方がそんな根も葉もないでたらめを仰るもんじゃありませんよ。
そんな話、どこをどう叩いても出やしませんから。
若い人たちの妄想は「妄想癖」でカタがつきますが、社長くらいのお年の方が変な妄想で発言されると「認知症」という病名がついちゃいますから、くれぐれも社外での発言はお控えいただくようお願いします。
「会議中のよだれ」は、ワタクシの取材力と魅力をもって、社長の過去の話を信用できる取材協力者から得たものなので、実話であることに違いはありません。
器の大きいところをみせよう・・・って社長、その話を聞き流すことより、会議中に眠ってしまった事実に器の大きさを感じるのは、ワタシだけでしょうか。
今回の「たわごと」では、いまひとつ社長からのメッセージをキャッチできませんでした。
だって、
<<一流の話がつい脱線してしまった。これも僕に一流の能力があるからだ>>
って意味わかる方いらっしゃいます?