先日、某女性歌手のディナーショーに行った。別にその歌手にあこがれていたわけではない。どんな歌手かも知らない。以前、お世話になった人から「券が売れなくて困っている。何とか買ってもらえないか」と頼まれた。たまたま予定のない日でもあり、1万5000円で人助けになるならと、つい衝動買いした。

会場に行くと、なんとなく空気がおかしい。来ている人達は、それぞれが友人同士のようで、知り合いの集まりのようなのだ。は完全に異邦人エイリアンになったような気がした。幸い、あるパーティーで知り合った御夫婦がいたので、その横に座らせてもらった。会場内は満員というわけでもなく、空席も目立つ。やはり売れなかった分もかなりあるようだ。

食事が運ばれてくる。メニューを見ると7種類もある。オマール海老伊勢海老マッタケ肥後牛など食材も贅沢だし、味もなかなかのものだ。食事には文句のつけようもない。アルコールはビール、日本酒、焼酎はあったが、残念ながらワインはなかった。まあ、しかたがないか。やむを得ず焼酎の水割りを頼んだ。

司会者が出てきて、これから始めるという。会場から名前を呼ばれた人が演壇に上がる。そして始まったのが、カラオケだった。むっ、これは何だ。僕はまたもや異邦人になったような気がしてきた。慌てて入場券をよく見ると、主催某レコード会社ナントカ歌謡学院となっている。早く言えばカラオケ教室主催のディナーショーだったのだ。

カラオケ延々と続いた。歌はもちろん、僕よりはるかに上手い。さりとて聞きほれるほどではない。僕はしばしば喫煙とトイレに中座した。歌声は廊下の奥まで追いかけてきた。終わったのはなんと1時間半たってからだった。僕にも歌うよう、声がかかったが、即座に断った。生徒さんたちに太刀打ちできるわけがない。

食事もほぼ終わりかけた頃、やっと本番の歌謡ショーが始まった。某歌手は竹川美子という。演歌に疎い僕は初めて聞く名前だが、時にはNHKの歌番組にも出演しているとか。掛け値なしに演歌は上手かった。お世辞でもなんでもない。サービス精神も旺盛。何度も演壇を降りて、会場内を歌いながら握手して回ってくれた。記念撮影にも気軽に応じている。やはりプロは違う。

さて入場料は高かったか。僕はそうは思わない。食事も演歌も堪能した。ただしカラオケのサービスは余計とは思うが、やむを得ないだろう。券を売った人は、しきりに恐縮していた。しかし、僕は異邦人の気持ちを味わいながらも、十分、楽しませてもらった。これも貴重な経験だ。

そこで、ふと思いついた。KABの社内には異色の人物異能の人材が沢山いる。例えばコケボウ足蹴りの技ムチ芸なぞは相当なものだ。テンボちゃん天然ボケだって捨てたものではない。制作部門のヒゲ面集団も見世物にはなる。彼ら、彼女らを舞台に上げてディナーショーを開いたらどうだろうか。ひょっとしたら金儲けにならないか。いやあ、やっぱり一枚も売れないだろうなあ。

コケボウのひとこと

ディナーショーですか。
社長も歌ってみえたらよかったのに。
KABスタッフで、ディナーショーを開催するとしたら、どうなんでしょう。
なにかお披露目できることがあったっけ?と真剣に考えましたが、残念ながら思いつきませんねぇ。社長が「コケボウの足蹴りの技やムチ芸」褒めてくれますが、別に新体操の素養があるわけではありません。
ナゾセンさんの歌は?・・・レパートリーは広そうですが、フルコーラス聴く時は、こっちも酔っ払った深夜のカラオケで、ですからレベルの保障は出来かねます
じゃ、S姉さんの「妄想一人語り」は?妄想だと思わず聞いたら結構引き込まれるかもしれませんよ。
ある意味、稲川淳二さんの怪談話より怖いかも。
テンボちゃんVSアセリメちゃんのボケボケ対決(またはボケボケ漫才)などは、ビジュアルに騙されたメンズの黒だかりができるかもしれません。
舩津アナウンサーによる「鉄道なんでも教室」細谷アナウンサー「役に立つかどうかわからないゴジラ薀蓄講座」なんてのを開催したら、案外好評だったりして。
こうやって考えると結構みんな芸達者
10月には今年も「KAB元気フェスタ」を開催します。
いっそ社員の「発表会」も同時開催したらいかがでしょう。
それなりにお客さん来てくれると思うけどなぁ。
やっぱり甘い??