またまたチョンボをやってしまった。先日、KAB韓国の大田MBC姉妹提携を記念して、熊本で「日韓imageフォーラム」が開かれた。映画やテレビドラマの関係者が集まって映像文化について話し合うというものだ。そこで冒頭、主催者代表として挨拶を頼まれた。

社内の担当者からは「明るく、楽しく、できればお客さんを笑わせてほしい」という注文がついた。この手の会合で笑いをとるのは、大変、難しい。スベってしまうと、会場がたちまち白けてしまう。あれこれ考えたが、ぶっつけ本番でいくことにした。滑り出しから会場に笑いが広がり、まずまず。ところが途中から司会者がもぞもぞしだした。

挙句の果てに「社長、会社の名前が違っています」と言い出した。僕はギョッとした。どういう訳か、わが社の名前を「KAB」でなく「KBC」と言ってしまったのだ。しかも1回だけでなく3回も間違えた。僕は平謝りで、直ちに訂正したが、会場は爆笑の渦に包まれた。自分の会社の社名を間違う社長なんて、そういないだろう。はっきり言えば社長失格ではないか。だからみんな、大笑いしたのだろう。

中には「司会者とのボケと突っ込みが実にうまく決まった。相当、練習したに違いない。挨拶芸として立派なものだ」とお世辞をいった社員もいた。とんでもない。あんなことは計算づくではできない。単純に間違えただけだ。でも、まあ笑いを取ったからいいか。

実はこの手の失敗は過去にもいくつかある。僕はこう見えてもむかし、全日本合唱連盟の常務理事をやっていた。偉そうだが、単に挨拶要員というだけだ。おかあさんコーラス全国大会が開かれた時も挨拶を頼まれた。その際、担当者から「スポンサーは○○会社で、○○マヨネーズ会社ではありません。絶対に間違えないように」と何度も注意された。それなのに僕はあろうことか○○も抜かして「マヨネーズ会社」と言ってしまった。この時も、どういう訳か、会場は沸いた。

最近では、いい間違いだけでなく、いろいろ間違えることが多くなった。音楽会に招待されて、県立劇場に行ったら、誰もいない。招待状をよく見たら市民会館と書いてあった。ゴルフコンペで、全く別のゴルフ場に行ったこともある。ただし、どちらも開始時間には間に合った。ある会合に出かけたら、そこにも誰もいない。開会を1時間、間違えていた。社員の名前も時々、間違えるので、なるべく名前を呼ばないようにした。

なんて書くと、完全にボケたと思われるかもしれない。とんでもない。頭脳は相変わらず明晰(?)だし、判断力は立派(?)だし、記憶力は人並みだし、まだまだボケる年ではない。コケボウ老人性認知症とせせら笑っている。コケボウこそ中高年性認知症ではないか。人のことをあれこれ言えるガラか。

さて、冒頭のフォーラムの件だが、実に面白かった。韓国のテレビドラマ1週間に2日連続で、一回が70分。その間、CMはゼロとか。最近の映画の原作はもっぱら漫画が多いとか。いずれ近いうちに日韓の映画制作は融合していくだろうとか。ヨン様は韓国では神様扱いだが、日本での人気が逆輸入されたとか・・・。とにかく話題性も豊富だった。その模様は来年1月5日午後5時からKABで放映する。必ず見てほしい。うまく宣伝に結びつけるなぞ、ボケではできないことだ。

コケボウのひとこと

なんですって!?
社名をお間違えになったぁ?
ネタじゃなくて本気で?
おそらく「大田MBC」と頭の中でごっちゃになっちゃったんでしょうが、広報担当としては笑えませんから。
広報の担当を仰せつかった時、KABの「K」は「九州」の頭文字だと{※KBCは九州朝日放送}、多くの視聴者のみなさんから思われていることを知ってどれだけ愕然としたことか。
「K」は熊本の「く」だとわかっていただくために血のにじむような宣伝をしたのをご存知です?
まったくもぉ。
でも社名を皆さんにわかっていただいたのは、社長のCMでの貢献も少しはあるし、世の中のみなさんは、まさか自分ちの会社の名前本気で間違えるなんて思われないでしょうからいっか。
社長の3枚目のキャラできっとギャグだったとお思いのことでしょう。
ま、ボケ話はいいとして、大田MBCと姉妹提携を結んでから、社内にも遅まきながら韓国ブームが巻き起こっています。
単にブームという一過性のものではなく、社内で開かれている韓国語講座の成果が徐々に現れてきて、舩津アナウンサーなんて、ハングルをちゃんと判読できるレベルに達しています。
この調子では、寝言が韓国語になるのも時間の問題かも。
社長も認知症がこれ以上進まないように、頭をフル回転させて韓国語のお勉強を始められたらいかがですか?
でも韓国語を覚えた頃には、日本語のほう忘れちゃうかなぁ。
社長のボケっぷりが放送されるかどうかは、わかりませんが「日韓フォーラム」はかなり見ごたえのあるものに仕上がりそうです。
みなさんどうぞお楽しみに。