みなさん、いいお正月を迎えられましたか。

一人暮らしの正月も2年目。息子たちは千葉に住んでいる。「正月は帰って来たい」と言っていたが、往復の混雑や休みが短いことなどを考え、「今年はやめとけ。2,3月にゆっくり帰って来い」といってやった。さぞかし寂しい正月だったろうとお思いだろうが、そうはいかない

元旦は弟の家に転がり込んで、おせち料理を御馳走になり、お酒をたらふく飲んで、近くの温泉にひたった。2日は逆に兄弟、親戚が10人以上も我が家に集合し、手料理を振舞った。3日は高校時代の同級生に誘われてゴルフへ。夜は友人を招いて、ふたたび手料理で一杯飲んだ。なんといっても、わびしい思いをさせまいというみんなの思いやりを感じた。持つべきはいい兄弟・親戚・友人ですよ。なにせ我が一族は仲がいい。なぜかというと争うべき遺産がないからだ。いや、ひょっとすると仲違いすると、僕の美味い手料理を食べられなくなるからかもしれない。そこらへんはどうでもいいか。

そして5日からは連日、新春パーティー。それが今週一杯は続く。時には昼夜連続ということも。我ながらよく胃腸が健在でおられると思う。もっともパーティーが終われば、ほとんど直ちに帰宅するから、普段の日よりは健康的なのだ。出席者の顔ぶれが毎回、ほぼ同じで、よけいな神経を使わなくていいことも影響しているのかもしれない。

さて新年のあいさつでもふれたが、昨年12月の視聴率は一日平均、ゴールデンタイム、夜間、深夜の4つの時間帯の全てで1位だった。いわゆる「四冠」というやつだ。開局以来の壮挙だ。「これは全社を挙げてお祝いをしなければ」ということで、新年パーティーの合間を縫って祝賀パーティーを開くことにした。なにも忙しい、この時期に開かなくてもよさそうだが、ひょっとしたら僕は心底からパーティーが好きなのかもしれない。このことは社員には内緒にしておこう。

本当のことをいうと、12月に視聴率がよかったのは、偶然幸運が重なっただけかもしれない。1月にはガタガタと崩れ、一冠も取れなくなるかもしれない。そうなるとパーティーどころではなくなる。これは感激が覚めやらぬ間に開いたがいい、という計算も働いている。経営者(本当は単なる雇われ社長だが)というのは、いろいろ気を使うものだ。のほほんと仕事をしているコケボウとは全然、違うのだ。

正直なところ、1月の視聴率はどうなっているのだろう。あちこち、ライバル社の動向も含めて、視聴者の反応を偵察させた。さすがに四冠は無理なようだが、それでもかなり手ごたえがいいという報告があった。少なくともガタガタ崩れるということはなさそうだ。よし、パーティーは無責任に大いに盛り上げてやろう。社員にウソでもやる気を起させればいいのだ。

なんて、今年もいい加減な社長の一面を見せてしまった。ただし、社長がこんなだから、社員は支えてやろうという気になるのだ。そこらへんも冷徹に計算して、僕はコラムを書いている。すごいだろう。ああ、恥ずかしい。

コケボウのひとこと

四冠って取った我々社員がもしかしたら一番ビックリしているかもしれません。
学生時代に「オール5」を取ったことがあったとしたら、こんな気持ちなのかな、と漠然と思います。
ほんの4年前広報に配属された時に最初に目にした視聴率は、とてもとても四冠が狙えるところにはなく、なんとか万年四位を脱却しなくては・・・というのが目標だったくらいですから快挙です。
子どもも褒めて育てると伸びる子と、打たれ強い子がいるようですが、どうもKABの社員というのは「褒められて伸びる子」だったようで、最近はそれぞれの部の部長や局長が、少しでも視聴率が上がったり、いいものが出来たりすると存分に褒めてくれるものだから、みんな調子に乗ってどんどん伸びていったような気がします。
結局のところ、我が社の管理職の面々がうまいこと現場の我々にムチをふるい、みんながまんまと乗せられてここまできたのかもしれません。
計算ずくだとしたら管理職ってちょっと怖い(笑)
ちっとも褒めてくれず、ほぼ馬車馬のように働いてるのも知らず「のほほんと仕事して」なんて言い放つのは、社長だけですね。
社長、いいですか、我々褒めていただいて、たまにはご褒美なんて出てきたら喜んでもっと高いところに登りますのよ。
今年ももちろん狙っていきます。
しかし、この結果も全ては視聴者の皆様あってのこと。
なんとか四冠がだったなんて言われないよう、今年も頑張ります
みなさん今年もKABを可愛がってくださいね。