春爛漫も間近か。KABの敷地に3本のサクラがある。どういう訳か、2本はまだ蕾がほころび始めたばかりなのに、1本だけが満開になった。日当たりの関係などではなさそうだ。よく見ると、満開のサクラは花びらが小さい。ソメイヨシノではない。恐らくエドヒカンサクラではないか。ひょっとしたら誤植されたのかもしれない。でも長くサクラを楽しむことができると思えば、まあいいか。

ところで、KABにとって、今年はいい春を迎えることができた。昨年12月に視聴率が全ての時間帯で一位という、四冠を達成することができた。開局以来の珍事だ。僕は単に偶然が重なったと思っていた。あっという間に転落するに違いない。ところが年が明けても、好調な視聴率が続いた。1月も2月も調子がいい。3月は若干、落ちてきたものの、まあまあだった。

そして今年度下期(昨年10月から3月まで)を通算してみると、なんと3つの時間帯で一位という三冠だったのだ。ゴールデンタイムだけが三位だった。しかし、これも一位との差が0.4ポイント、二位との差が0.1ポイントという僅差。いやまあ、万年四位だった数年前を考えると、夢のようだ。

これもひとえに僕の努力のお陰だ。を忍び、身を削り、コケボウにこき使われ、僕はKABのCMに専念した。その成果が、三冠なのだ。僕は飛び上がって喜んだ。ところが、社員の誰一人として誉めてくれなかった。言及する社員もいない。それどころか、僕の話を聞いたコケボウナゾセン「春ボケの典型的症候」と、ほざいた。

コケボウたちに言わせると、高視聴率は編成業務の自分たちが一生懸命、KABや番組の広報宣伝に取り組み、視聴者が好きそうな番組を選んで流し、さらに報道制作がニューストレインなどで視聴率を稼いだからだという。そう言われると、社員の努力の賜物かもしれない。夜遅くまで仕事をしていたものなあ。あれは単に残業手当が欲しかったからではなかったのだ。

それならば、社員の努力のごく一部だけは認めてやろう。しかし、どう考えても釈然としない。では僕の努力は何だったのか。「自己満足にすぎない」とコケボウたち。それどころか「屁のツッパリにもならない」と女性(?)にもあるまじき発言。僕のCMは「単に自分が目立ちたいだけのもの」とか「下手をすると視聴者のKAB離れを招きかねない」とまで言われた。

ああ、立つ瀬がない。面子丸つぶれ。てなことは僕個人のことだから、どうでもいい。問題は、どうしたらこの高視聴率を維持していけるかだ。一過性に終わったのでは、元の木阿弥だ。4月から始まる新年度も頑張らねば。三冠はコケボウたちのお陰だ。これで満足せず、さらに頑張って一年通しての四冠を目指してもらいたい。さあ、コケボウたちよ、働け、働け。

ところで今年の花見のお誘いはまだ四件しか来ていない。あと二つ、三つは欲しいものだ。早くお誘いが来ることを待っているぞー。来ないと勝手に押しかけるぞー。

コケボウのひとこと

みなさまのお陰で三冠を達成できました。
もっと働け!と社長から言われてますが、みんなで頑張りました。
なんか自画自賛っぽくなって申し訳ないのですが、視聴率というのはどこか一つの部署だけが頑張っても取れるものではなく、やっぱり「全社一丸」同じ方向に向かって進んだ「一体感」の賜物だと思います。
しかし・・・「四冠」がてっぺんだとすると、ひとつ冠が足りない!
4月からの2008年度は、一つ取りそこなった冠を取りに行くべく、更に上を狙って行きたいと思います。
とりあえず褒めていただいたので、調子に乗ってあちこちムチをふるいまくり(笑)みなさまに愛されるKABを目指します!
社長も、ちょっとCMに出演したくらいで、ものすごく働いた気になってないで、来期はもっともっと頑張っていただかなくては困りますよ。
なんだかんだ言っている間に桜も咲いちゃって・・・働くだけが能じゃない!たまには花でも愛でて来期への活力といたしましょう。
4件もお誘いがあれば十分だと思うけど、そこまでおっしゃるなら誘ってさしあげましょうか。
ナゾセンさん、調整してちょうだいな。