とにかく天気が一番、気になるのが野外でのイベントだ。連休中の5日のこどもの日に「渡辺貞夫と子どもたち」を熊本市などと一緒に主催した。天然水素水を売り出しているバナ株式会社が特別協賛してくれた。世界的なミュージシャンであるナベサダこと渡辺氏と子供たちが共演するライブショー。熊本城の築城400年の記念行事だった。シェア・ザ・ワールド イン熊本という副題もついている。

前日の予報では曇り時々雨。小雨でも降れば大変なことになる。僕は雨女であるコケボウに熊本城周辺への立ち入り禁止命令を出し、できれば熊本市外に遠出するよう頼んだ。本人は嫌がっていたが、こちらも引くわけにはいかない。何とか遠出する約束を取り付け、一安心。その夜に開かれた渡辺氏の歓迎パーティーの締めくくりの挨拶で、僕は「明日は絶対に雨は降らない」と断言した。

その夜から未明にかけて雨だったが、明け方には曇り空に変わった。時折、霧雨のようだったが、これなら大丈夫だ。会場の二の丸広場には開演の一時間半前からお客さんが続々と詰め掛けてきた。椅子席は満員になり、立ち見のお客さんも多かった。熊本市の公式発表ではこの日は8000人が参集したそうだ。広場のあちこちで、座ったり、寝転がって聞いている親子連れなどもいたから、それくらい居たかもしれない。

ライブは冒頭のナベサダグループの演奏から盛り上がった。ナベサダさんは70数歳とはとても思えない。サックスやクラリネットなどの楽器を力強く吹き鳴らした。続けて県内の少年少女合唱団や栃木県と玉名市から駆けつけたパーカッショングループとの共演が鳴り響いた。ナベサダさんは立ち尽くめで演奏や指揮を続けた。

時間がたつに連れて、会場内外は感激の坩堝と化した。全員が立ち上がり、手拍子歓声を上げる。舞台の上と観客席が見事に一体となる。僕もいろんな音楽会などに行くが、これほど盛り上がったのは初めてだ。立ち見席で、涙が流れてきて止まらなかった。あやうくヨダレまで流れそうになったが、なんとか食い止めた。ヨダレまで流すと認知症の老人と間違われるからだ。

おっと忘れていた。この間、コケボウは遠く阿蘇山中を彷徨っていた。霧に巻かれて、帰りたくなり、時々、ナゾセンに偵察の電話をかけたが、「とにかくライブが終わるまで、帰ってくるな」と諭され、泣き泣きドライブしたとか。お陰で、最後まで雨に見舞われず、無事、完了した。それどころか、終わったとたんに快晴になり、真夏のような暑さになった。演奏中だったら、暑さで倒れた子供たちも居たかもしれない。ともあれ、ライブの成功の影の功労者の一人はコケボウだったかも

ナベサダさんは愛知万博でも世界の子供たちと共演し、大好評だった。今度はスペインの万博でも共演するそうだ。そこでも世界中の人達に感銘を与えるだろう。日本を代表するトップミュージシャンであることを改めて実感した。

熊本でのライブの様子は今月の24日正午から約1時間、KABで特別番組として放映する。ぜひ皆さんにも見てもらい、あの感激を味わってもらいたい。

コケボウのひとこと

ワタシも行きたかったぁ~。
世界のナベサダの演奏をこんなに身近で聞けることなんてそうそうはないのにぃ。
連休に入る前、バタバタと仕事をしているところに社長がわざわざやって来て「5日はどこにいる?」と聞くので空気のよめるワタクシ本当は「熊本城!」と言いたかったのですが「ちょっと遠くへ」とお返事しました。
すると社長「絶対に熊本城のあたりには近づいちゃいかん。なんなら県外へ行ってきて」と予想通りの命令が。
出かけると言ってとりあえず安心させておけば、後はこっちのもの。
ワタシだってナベサダ聴きたいし、行かない訳がない。
行く気マンマンで迎えた当日の朝、最近のお天気予報はイヤになるくらいよくあたり、少々の雨。
「やばい!」ここで出かけて行ったら、本当にどこか遠い国に売られてしまうかもしれない。
泣く泣く諦め予定もなかったものですから、あてもなく阿蘇方面へでかけました。
途中ナゾセンさんとアセリメちゃんに様子を聞き、雨はもちろんみるみる霧の深くなった山道を引き返そうと思うも「お天気なんとか踏ん張ってます」なんてナゾセンさんからメールがくると「じゃ本番終わるまでこの辺にいるわ」としか返信できず、空気がよめすぎる自分がホントにイヤになりました。
何はともあれイベントは大盛況のうちに終了したようで、霧の中を彷徨った甲斐もあったというものです。
あーあ・・・それにしても残念。
ロアッソの試合だって晴れたし大丈夫だと思うんだけどなぁ。