今年も高校野球の季節がやって来た。ボクは特に野球が好きというわけではないが、どうもこのシーズンになると落ち着かなくなる。今年は「雨女」のコケボウが藤崎台球場に顔を出したにもかかわらず、快晴が続いている。いいことだが、逆に猛烈な暑さだ。コケボウは今年は「雨女」返上したようだが、今度は「猛暑女」として、みんなに災厄をもたらしているのかもしれない。コケボウの「積悪の報い」はどんな形でやって来るか分からないのだ。

今年の熊本県大会は、本命のチームがいないと言われている。そのためかどうか知らないが、熊本工業とルーテル学院がはやばやと敗退した。これまではありえなかったことだ。球界に異変が起きているのか。もともと高校野球は筋書きのないドラマとも言われる。ほんのちょっとしたきっかけで、勝負の流れはガラリと変わる。ボクの人生に似ていなくもない。それはともかく、今年の県大会では、思いもかけないことが起きそうな気がする。それだけに各試合から目が離せない。

ボクの母校はまずは初戦で勝利した。順当なところだろう。高校野球ファンの勝手なところは、身贔屓することだ。出身地や出身校のチームは、実力いかんにかかわらず、勝ち進むものだと信じている。負けると異常に悔しがる。まあ、それで誰が傷つくわけでもないから、平和だ。ボクの母校は今年はどこまで勝ち進むのか。期待しているから頑張ってほしい

KABではホームページ「出場校の横顔」を掲載している。このホームページへのアクセス急激に増えてきた。昨年6月は約21万件だったのが、今年は約38万件になった。そのトップが高校野球なのだ。悲しいことにボクのコラムなんぞは足元にも及ばない。やはりそれだけ熊本では高校野球の人気が高いということだろう。これに較べると実況放送の視聴率は今一歩。なんとか実況放送の方も見てもらいたいものだ。

ところで、今年の高校野球は90回記念大会だ。実に90年も続いている。が甲子園球場に初「出場」したのは50回記念大会だった。それからもう40年もたったのか。初「出場」というのは、言うまでもないことだが高校球児としてではない。新聞記者として、受け持ちチームの取材に行っただけだ。ちょうど入社2年目だった。あまり詳しく書くと、ボクの年齢がバレるので、やめておく。それ以後も立場は違うが、たびたび甲子園に行っている。

甲子園も高校野球も、ボクの人生の思い出が一杯、詰まっている。もちろん楽しいことばかりではない失敗もあったし、をかいたこともあった。チョンボして、新聞社を辞めようと思ったこともある。そうした思い出が高校野球を見るたびに走馬灯のように浮かんでくる。一種のタイムトラベルのようなものだ。

てなことを書いているうちに、ボクも歳をとったものだと実感し、愕然となる。これも老齢化現象のひとつだろうか。「そうだ。そうだ」とあざ笑うコケボウの姿も浮かんでくる。やはり高校野球はあまり好きではない。

コケボウのひとこと

昨日は江戸に出ておりまして失礼いたしました。
ついに開幕しました高校野球。
久しぶりに開会式に球場へ行きました。
放送席で会った社長にはものすごーくイヤな顔をされちゃいましたけど。
晴れやかな顔で入場行進してくる球児をみながら、いろんな汗や涙を流した結果として、熊本の甲子園ともいえる藤崎台球場に立っているんだろうなぁと思い、込み上げてくる熱いものを感じました。
「雨女」と言われようと「猛暑女」と言われようと今年は積極的に球場に足を運ぶぞ!と決意した次第です。
結果いろんなところに迷惑をかけることになるかもしれないけど、そんなことは知らない。
球児のみなさん待っててね。
去年埼玉大会だったかの開会式で社長が当時の立場から挨拶しているVTRを発見しました。
話し方はいまと同じですが、まだタレントではなかったので少々地味な感じ。
今年の開会式でご挨拶された同じ立場の方は、とってもダンディな方で、思わず後ろに座っていた社長に「ダンディな方ですねぇ」と申し上げましたら、ご自分の方がカッコイイとでも思っているのか、ものすごーく渋い顔されちゃいました。
社長をかっこ悪いとは言ってないのにぃ。
走馬灯のように駆け巡った思い出の中に「埼玉大会ご挨拶」の思い出が含まれていたかどうかはわかりませんが、なんだかんだ言って社長のキャリアも「高校野球と共にある」ことだけはどうやら否めないようですね。
だから高校野球はキライだなんて仰ってないで一緒に球場行きましょ。
たとえ老齢化すっとぼけたことを仰ったとしても決してあざ笑ったりしませんから。