世の中、何が起こるか、予測もつかない。米国の証券会社4位のリーマン・ブラザーズの経営破綻のニュースには驚かされた。負債総額は64兆円近くと、まさに天文学的数字だ。同時に3位のメリルリンチもバンク・オブ・アメリカに救済合併されることになった。金融不安は世界を駆け巡り、各国の株価は下落した。まさに近年にない衝撃的出来事だ。

米国がクシャミをすると、日本経済は風邪を引くと言われる。リーマンの破綻が日本経済にもたらす影響は予測もつかない。リーマンと取引関係にある日本の大手銀行も多い。しかも保有する関連債権額も1000億円から100億円まで巨額に上る。日本経済景気後退局面にあるだけに、追い討ちをかける形になりそうだ。最悪の場合、世界恐慌の再来ということにもなりかなない。

それなのに日本政府は手をつかねているように見える。福田総理は「金融機関に対する影響は小さい方だ。落ち着いた行動をすることが求められる」と、相変わらず他人事のような発言をしている。たしかに、いたずらに不安を煽るようなことは極力、避けなければならない。それにしても、なんの対応策も講じなくていいのだろうか。政府・自民党の総合経済対策も水泡に帰すおそれもある。

野党は自民党が総裁選で走り回る状況を厳しく批判している。いまさら総裁選を中止することもできまいが、お祭り騒ぎはいかがなものか。少なくとも国民の不安が多少でも軽減するような対策、施策を各候補者が打ち出すぐらいのことはしてもらいたい。

なぜボクがこういうことをいうかといえば、テレビ局の経営は、景気の動向に左右され易いからだ。このところ景気の不透明感から、広告費出し渋る企業が増えている。原油の高騰、物価上昇、銀行の貸し渋りなどで、各企業とも縮小傾向にある。しかも米国流の四半期ごとの成果重視も国内景気の足を引っ張っている。

恐らくほとんどのテレビ局が今年度上半期は前年割れに陥っているはずだ。東京のキー局や大手広告代理店からも下期の見通しが付かないという報告が来ている。それに加えて今回の異常事態なのだ。景気後退に拍車がかかればどうなるのか。広告費はさらに落ち込み、苦境に陥るだろう。その一方で、デジタル化のための中継局建設設備投資は待ったなしでやってくる。

ついつい、暗い話になってしまった。どこのテレビ局も置かれている状況はほぼ同じだから、わが社だけが、いたずらに騒ぐ必要はないのも事実だ。本当は面白おかしい話を書きたいのだけれども、やはり、そうはいかない。ここは経営者らしい話を書かないとコケボウたちにバカにされるだろう。

確実にいえることは広告収入にだけ頼ることは難しい時代になってきたということだ。いろんなイベント催しなどのも積極的に取り組んでいかないといけない。これから、KABは雑誌(LOOKという)を出版したり、元気フェスタフリーマーケットなどの催事にも積極的に取り組んでいく。そうした催事などが成功するかどうかは、みなさんがたが支援してくれるかどうかにかかっている。よろしくお願いしますよ。

コケボウのひとこと

数字が大きすぎて、逆にいまひとつピンとこなかったリーマンの経営破たんのニュース。
ただでえ「風邪をひいた」状態の日本経済に、どれくらいの打撃があるかなんて全く見当もつきません。
ガソリン代が家計を締め付けてくる感じで、遠出を控えたりという節約をこの経済観念のないワタシが検討する事態ですから、不況であることに間違いはありません。
不況になると、広告費を縮小するというのは、一番に行われる経費の節減で、企業から広告費を頂戴して会社を運営している我が社としては、そこが節減される現実はホントにホントに死活問題です。
なので、って訳だけでもないのですが、現在すっかり恒例となった「元気フェスタ」や初の試みである本の出版の準備に奔走中!
元気フェスタは、昨年大人気だったミニSLやプラ板などチビッコが遊べる楽しいコーナーはそのままに、大人の方にもきっとご満足いただけると確信しているパワーアップした食のブースには、県内の選りすぐりのカレーをはじめ、サタブラからは去年に負けない元気な2種類の丼が登場!
Look(本)にはアナウンサーの素顔や裏の顔(?)から、熊本をますます好きになりそうな県内のお得な情報を掲載!
どちらも不況を吹き飛ばすくらいの勢いで準備中。
期待を裏切らない内容をラインナップしてみなさまにお届けします。
どうぞお楽しみに!