みなさま、あけましておめでとうございます。

新年にあたって、このコラムも心を入れ替え冗談悪ふざけは一切やめ、真面目一本やりで執筆することは、絶対に誓いません。もともとボクの本質は、育ちがよく、上品で、気まじめで、冗談のひとつもいえない。でも、それではKABの社内では生き抜いていけない。コケボウの姿(下記参照)を見れば、ご理解いただけるはずだ。従ってボクは仮面を被って、コラムを書かざるを得ない。

正 月といっても、ボクにとっては特にめでたいわけではない。なにせこの年齢になると、いつポックリいくか分らない。年齢がひとつ増えるということは、後期高 齢者に一歩、近づいたということだ。いってみれば「死出の旅路の一里塚」でもある。これは高齢者の皆さんに失礼に当たるので、削除する。この部分はないものと思って読んでほしい。いやあ、正月はめでたいなあ。

昨年は秋からの米国の金融危機から始まって、株価の下落、円の高騰、消費の冷え込み、景気の後退など、「100年に一度」という不況に見舞われ、今年も続く。どこの会社も経費削減に取り組んだ。ということは宣伝・広告費を減らすということだ。KABのCM収入大幅減少になるに違いない。と、心配していたが、年内一杯は、なんとか前年並みの収入を確保することができた。これもボクの知性と教養のお陰だ。とは社員のだれも言ってくれない。コケボウ「社長がいなければ、もっと稼げたのに」なんて言っている。

さて今年はどうなるのか。誰に聞いても、いい話はひとつもない。暗い情報ばっかりだ。だからといって沈んでばかりはおられない。「ピンチこそチャンス」ということもある。苦しいときこそ好機到来でもあるのだ。なにしろボクは底抜けの楽天家なのだ。根拠は全くないが、KABは頑張るぞ。だれだ、「勝手に頑張れ」なんて言っているのは。

さて今年、KABは開局20周年を迎える。20年前といえば、ボクは東京の某新聞社で政治部次長だった。昭和天皇のご逝去前後で、ほとんど連日、社内に泊まり込みで、死ぬほど働かされた。当時の苦労に比べれば、今の仕事なんて、天使がいない天国で働いているようなものだ。おっと、また余計なことを書いてしまった。

ともあれ、20周年を記念して、いろんなイベント事業をやらなくてはならない。ソフトバンク対西武の公式戦から始まって、相田みつお全貌展バロックとロココ展囲碁名人戦「新婚さん、いらっしゃい」KABフォーラムなど、盛りだくさんだ。もちろん恒例となった「元気フェスタ」もある。視聴者のみなさんに恩返しをという思いからだ。とはいえ、この際、少しでも儲けようなんて浅ましい魂胆があるも事実だ。この不況下で、どこまでうまくできるかどうか。ボクに自信はあるが、なにせ社員が社員だからなあ。コケボウも働くふりぐらいしてくれよ。

もちろんニューストレイン、サタブラ、地域情報局など自社制作番組や記念の特別番組にも精力的に取り組んでいく。みなさまに愛されて初めてのKABなのだ。ぜひ、今年もKABに期待してもらいたい。

コケボウに今年もムチを振るわれながら、頑張ります。