前回、年賀状のことを書いたが、今年の分は、本日、全部投函することができた。いやあ、ほっとしたなあ。念のために郵便局に聞いたら、年賀状は15日までに出せばいいということで、15日まで売っているという。ところで、KABの社内で、よからぬ噂を聞いた。なんでも社員たちは、ボクのことを「アスヤロウ」と呼んでいるらしい。

よく聞いてみると、確かにボクは机の横に、昨年の年賀葉書を山積みしていた。そのうちに住所録を更新しようと思うのだけど、なかなか手が出ない。そしてついに年を越してしまったわけだ。要するにボクは「明日はやろう」と思いつつ、一年間を過ごしたわけで、それでボクのことを「アスヤロウ」と呼ぶらしい。

まあ、それなら真実だし、別に腹が立つことでもない。ところが某女子社員「本当は別の意味がある」という。どういうことかというとアスヤロウは「アスナロ(明日檜)」のもじりだそうだ。アスナロはご存じのとおり、ヒノキ(檜)にそっくりだが、材質で劣るので、「明日はヒノキになろう」ということから、名づけられた。つまりボクは人材としても劣り、なんとか成長しようとはするものの、所詮は無駄な夢ということらしい。

それはボクへの非難であり、当てこすりではないか。ボク人材的にもあまり使い道がないと いう意味になるからだ。念のために言っておくが、アスナロの名前の由来は、誤解に基づく。別名をヒバともいい、材質としてもヒノキに決して劣るものではな い。秋田の曲げわっぱもこのヒバを使っている。青森ヒバなんて銘木と言われるぐらいだ。まあ、そう思うと、そんなに腹立つことでもない。

ところが別の社員がいうには、アスヤロウは「明日夜郎」と書くそうだ。夜郎とは中国の漢の時代に南西部にあつたごく小さな国家だそうだ。その王様が漢の使者を迎えた時、「漢は我が国と比べても大きさは変わるまい」とかなんとか、尊大な態度をとった。それ以来、自分の力量や能力も知らずに、大きな態度をとることを「夜郎自大」というようになった。この故事来歴は日本にも伝わり、いまでも使われることがある。

ということは、ボク身の程知らずで、態度がでかいということだ。これはアスナロのもじりどころではない。明白なボクに対する非難中傷だ。名づけたのは誰だ。見つけ出して報復してやる。と息巻いたら、某社員が「それそれ。それが夜郎自大の由来ですよ」とぬかした。どうやらボクが怒るほどに、社員達の術中にはまる仕掛けになっている。だれがこんなことを言い始めたのか。

最初に思いついたのが、あのコケボウだ。性格や思考法からしても、コケボウならやりかねない。それはそうだが、コケボウの知能や知識から言えば、相当な無理がある。なにせ仕事でもろくな知恵を出した試しがないのだから。そうすると、ボクの後釜を狙っているナゾセンか。いや彼女も、そんなに悪知恵が働くほどの能力はない。

あれこれ推測してみたが、皆目、見当がつかず、諦めることにした。それより、これからは身を慎んで、アスヤロウと呼ばれないようにすることが大事だ。あっ、それから来年の年賀状は年内に出すことを誓っておこう。

コケボウのひとこと

これいい!今まで社長に不本意なニックネームをつけられて苦々しい思いをしておりましたが「アスヤロウ」これいい!
なかなか社長にニックネームはつけられませんが、自ら申し出られた名前ですもの大いに使用してかまいませんよね。
年賀状のお話が先日も出ておりましたが、まさか今年の年賀状の名簿の整理ができていないなんて冗談かと思っておりましたら、これがどうやらホントの話で、社長室の机の上には年賀状が山積み。
偉い方はなんでもチャッチャと片付けるから偉くなれるものだと思っておりましたが、どうやらそうでもなさそう。
私の一夜漬けグセも、こんなことじゃどこかできっと躓くと、改める気だけは満々でおりましたが、社長をみていると「なーんだ大丈夫じゃん」と思っちゃいます。
これで安心して今年も私の「一夜漬けグセ」はなおりそうもありません。
これがなおれば、私だってナゾセンさんと同じく社長の席を狙ってみるのにぃ(笑)
我が家の年賀状はどうかと申しますと、途中でやめるとわからなくなるので、とにかく終わるまで日が暮れようが、日が変わろうが、書き続けます。
最後のほうはいい加減集中力も切れてくるので、乱筆乱文な葉書も多々ありますが、最後は友人たちの物と決めているので、多少のことは気にせず投函しちゃいます。
それでも偉そうに言えたものではなく、今年の年賀状も投函したのは暮れも本当に押し迫った30日。
みなさま何日にお手元に届きましたでしょうか。
メールが一般的になった昨今ではありますが、お正月くらい「年賀状を書く文化」という物を大切にしたいなと思う次第です。
アスヤロウさん、今年の年末はゴルフのお誘いを1回お断りになって、お書きになってはいかがでしょうか。
イヒヒヒヒッ。なんだか社長をニックネームで呼ぶのは気持ちがいいなぁ。