先日、ある社員の結婚式に出席した。新郎薄汚い集団で有名な制作部門の、入社3年目の若手。3分刈りか4分刈りの坊主頭で、顎髭やもみあげをのばしている。「逆さヒゲ」という名前にぴったりだ。一見、某所を出所したばかりの、その筋の人に見えなくもない。本人に言わせると、仕事が忙しくて、床屋に行く暇もないので、こうなったそうだ。決して奇をてらってではないらしい。もともとボクと同じように、美男子の部類にはいるので、まあ、格好はいい。

新婦は「逆さヒゲ」の大学時代の後輩で、島根県出身。楚々とした感じは「逆さヒゲ」にはもったいないぐらいだ。なんでも「逆さヒゲ」がKABに入社を決めたことから、大学卒業後、わざわざ熊本市役所に就職した。いま市役所の出先で働いている。言ってみれば後追い就職か。いまどき珍しい純愛物語の二人なのだ。ボクもつい若い頃を思い出した。これは関係ないか。

結婚届は昨年5月5日に提出済み。両家のご両親とも同じ日に提出されたということだ。親たちを大事に思う新郎・新婦の気持が伝わってくる。ちなみにボクの場合、結婚式から2か月ほど遅れて提出した。ボクは遡って受付てもらえるものと思い込んでいたのだ。受付日が、結婚した日になるなんて、全く知らなかった。

人前結婚式もつつがなく終わり、披露宴に。 KABからはボクのほかに「逆さヒゲ」の上司が二人。新婦の方も上司の女性が3人。あとは親戚、友人などで、最近の披露宴ではこじんまりした方だろう。 メーンテーブルのボクら6人を除くと、新郎・新婦の顔なじみばかりだから、雰囲気は最初から和やかだ。挨拶も主賓の2人と乾杯だけ。長々と続く挨拶に比べ ると、実にさわやかだ。料理もすごく美味しかった。

ボクらのテーブルの6人は初対面で、最初はやや緊張気味だった。ところが赤ワイン(女性陣も同じ飲み物)が進むうちに、盛り上がってきた。新郎・新婦の両方の職場とも独身の男女が多いということが分かり、彼氏・彼女を集めて合コンをやったらどうか、という話も。はっきり言うと、ボクらのテーブル自体が合コンのノリそのもの。なにせ披露宴ということも忘れて騒ぐ輩(ボクではない)もいたほど。ひょっとしたら他のテーブルのひんしゅくを買っていたかもしれない。

あんな楽しい披露宴はめったにあるものではない。蔭の薄くなった新郎・新婦にはいささか気の毒だった。それでも新郎の両親が「楽しんでもらえれば最高」と言っていたそうだから、許してほしい。

ところで、このコラム今回が199回目。キリがいいので、今回で終わるコケボウに宣言したら「なにを寝ぼけているのですか。正月ボケじゃないですか。たかだか200回ぐらいじゃない。500回というなら話がわからないわけではないけど」など、ウンヌンカンヌン。延々とまくし立てられた。ボクに反論の機会もなく、コケボウは「じゃあ、200回以降も必ず出してね」と言い捨てて、去って行った。

コケボウのひとこと

そんな楽しげな披露宴が開かれていたとは知りませんでした。
社長によると、お料理もたいそうおいしかったそうで、いい宴だったのですね。
照れなのか、詳細を語ると何言われるかわからないと警戒しているのか、逆さヒゲの口から新婚のお嫁ちゃまについて語られることはほとんどなく、その全容は 未だベールに覆われておりますが、逆さヒゲを追っかけて熊本にやってきたというのですから、きっと純なお嬢様に違いありません。
そうなるとなんとも逆さヒゲにはもったいない!という話になりましょうが、彼もなかなかのもの。
入社早々、百戦錬磨のおそろしい女性たち(ワタシのことではない)に囲まれ、ずいぶん鍛えられこなされておりました。
今考えると、影に可愛らしい彼女の存在があったから耐えられたのかもしれませんが、あの環境で病気もせずやり過ごしていたのは、あっぱれです。
しごき(?)に耐えた実績を買われたのか、入社2年後には今度は体力勝負の制作へ異動。
精神面だけでなく、肉体面を鍛えられている最中です。
なかなか前途有望な青年といえるでしょう。
改めて結婚おめでとう。
しかし<ボクらのテーブル自体が合コンノリ>って平均年齢おいくつのテーブルだったのでしょうか。
ちょっと見たくないですねぇ(笑)
さてこのコラム、来週で200回。
キリがいと社長はおっしゃいますけど、300回だって400回だって1000回だってキリはいい。
200でやめなきゃいけない理由が見当たらないので、やめる話はもちろん却下です。
やめてしまったら、ボケもお正月だけの限定ものじゃなくなってしまいますよ。
まったくもぉ(怒)