一挙にが訪れた。気温は5月中旬と同じぐらいまであがった。KABの裏の3本のサクラのうち山サクラは3分咲きぐらいになり、ソメイヨシノもチラホラとほころび始めた。花見の話もすでに5,6件舞い込んでいる。4月初旬には韓国から、花見を兼ねてお客さんが来訪するが、熊本城内のサクラは散ってしまっているだろう。それが残念だ。仕方がないので、阿蘇に花見に連れていくことにした。

春の訪れは心が躍り、実にうれしいものだが、実は困ったことが起きている。物忘れがひどくなったのだ。先日、運転免許証の更新に出かけた。今回はゴールド免許証が復活する。ウキウキしながらでかけたが、途中で免許証を忘れてきたことに気づいた。免許証不携帯がバレると、ゴールドも取り消しだ。あわてて自宅に帰った。危ないところだった。

数日後、息子とゴルフに行った。このときも途中で、財布を忘れてきたことに気づいた。それだけではない。どこかに出かけるたびに何かを忘れる。携帯電話、名刺入れ、手帳、筆記道具、タバコやライター・・・。家を出る時に、持ち物を調べたつもりなのだが、それでも忘れる。そういえば人の名前も時折、思い出せなくなってきた。コケボウの本名も忘れてしまった。別に体調が悪いわけではない。物忘れ以外は、ごく正常だ。食事や飲みに行っても、支払いを忘れたことはない。

これは典型的な、季節変動に伴う春ボケで はないのか。ひとつ考えられるのは、外出する際、火事が怖いので、ガス暖房、ホットカーペット、エアコン、テレビ、電灯、灰皿の6点について、きちんと消 えているかどうか、点検する。それに気を取られて、物忘れするようだ。人の名前も、毎日、会う人が多すぎて、覚えこなせないからだ。なんて言うと、自己弁護と受け取られるだろう。

コケボウ「春ボケではない」と断言した。「高齢化による恍惚(コウコツ)化現象です。季節によるものではありません。はっきり言えば慢性ボケ」とまでいう。少なくとも社長に言うことではない。ボクはいたく傷ついた。まだ後期高齢者までには相当、年数があるのに、これでは救いがない。コケボウに訴えると、「事実は正確に把握されていた方が、将来の身のためです」とニベもない。自分の天然ボケのことは全く念頭にないようだ。大ボケ小ボケからだけは言われたくない。

ところで、KABの3月の視聴率は、すべての時間帯で1位を独占し、みごと4冠を達成し た。視聴率は専門のリサーチ会社が調査する。熊本の場合、原則として毎月、第1週と第2週について調べ、月間視聴率を出す。きちんとした科学的根拠に基づ くものだ。決して春ボケによる妄想ではない。ここ数年は、3冠、4冠達成も、決して珍しいことではなくなった。全体的にKABの視聴率は上向いてきているのだ。

これもボクの日頃の活躍のお陰だ。早速、「CMで流せ」と言ったら、広報担当のコケボウ「社長がいなけりゃ、もっと視聴率が上がるのに」と、これまた反抗した。それでもCMは作ってくれたが、ボクは相変わらずのズッコケ役でしかなかった。コケボウと仕事をしていると、ますます春ボケが進行するのだけは間違いない。

コケボウのひとこと

あらあら季節限定のものだといいですねぇ。
どうもその兆しは、昨年の夏くらいから見えていたので、客観的には季節ものではないと思いますが・・・。
さてボケた話はこの辺りにしておいて、視聴率。
3月の視聴率は、みなさまのお陰で四冠を達成することができました。
今月のデータで今期全てのデータが出揃った訳ですが、年間で見ても時間帯によっては1位を獲得した時間もありました。
何年か前まで、4位や5位が定位置化しておりましたが、やっと1位、2位を狙えるところまで来ることができました。
キー局であるテレビ朝日が好調というのも大きな理由の一つではありますが、KABの社員一人ひとりが、視聴者のみなさんに愛される局であるよう努力し続けたことが少しずつ実ってきたのかな、とも思います。
春ボケ(?)が進行している社長にも、もっともっと働いていただき、これからも上を目指していきたいところです。
「コケボウと仕事をしていると、ますます春ボケが進行する」なんてボケた話は聞かなかったことにして、社長を筆頭にみんなで頑張りますのでこれからもKABをどうぞご贔屓に。