なんとなく、最近はヒステリックな世の中になってきた。別の言い方をすれば、寛容度が低くなったということか。たとえば禁煙。公共の建物内なら納得するが、敷地内も禁煙だって。4月からは熊本のタクシー全面禁煙になった。喫煙者はまるで犯罪者扱いだ。そのうち街角でタバコを吸っていると逮捕されるようになるかもしれない。

SMAPの草ナギ剛の逮捕された事件だって絶対におかしい。テレビも新聞も大騒ぎしている。有名タレントで、CMなどでの影響が大きいのはわかる。しかし、それ以前に、果たして逮捕されるようなことなのか

深夜の公園で泥酔して、大声を出し、裸になっただけではないか。たしかにみっともない話ではある。有名タレントならば、自制心が求められるというのもわかる。それがなぜ逮捕につながるのか。泥酔者として保護し、一晩、警察署に留置して、翌日、厳重注意して帰宅させる程度の話と、ボクは思う。テレビも新聞も、まずそのことを指摘しなければならない。一部では、そうした声もあったが、大半は警察の行為を是認したうえでの報道だ。これにはテレビ業界に身を置くボクとしては恥ずかしいかぎりだ。

おまけに家宅捜索となると、警察は何を考えているのだろうと首をひねりたくなる。鳩山総務相「最低の人間」発言にもあきれた。ちょっと待ってくれよと言いたい。後刻、怒りにまかせた発言だとして、取り消したが、当たり前だ。最初から政治家としての発言の重みぐらい考えてもらいたい。

ボクらの若いころは、もっとひどい「事件」がいくらでもあった。酔っ払って警察署長の自宅に夜回りに行き、署長と喧嘩になり、首を絞めた記者がいた。泥酔してタクシー車内をトイレと間違えたり、運転手の首を絞めたのもいた。飲み屋でになったり、喧嘩することも、決して珍しくはなかった。元首相で酔狂の政治家もいた。力の暴力こそなかったが、言葉の暴力はすごかった。某県の部長はクラブで酔っぱらうと、下半身裸になるのかクセだった。

周囲は迷惑だったが、「あの酔っ払いなら仕方がないか」と寛容だった。まして逮捕なんていうことは記憶にない。ボクは警察担当のころ、泥酔して留置所に保護されていた先輩や同僚を貰い下げにいったことが何度かあった。厳重注意され、シュンとなって、そのあとはほとんど繰り返すこともなかったようだ。

実は、わが社内にも酔っ払ってになる手合いが数人いる。少なくとも3人はいる。泥酔しているわけではない。宴席を何とか盛り上げようという努力だと、ボクは好意的に理解している。しかし、これからは許されないのだろうか。先日、会議の後の打ち上げでは、「逮捕されるようなことはするな」とあいさつせざるをえなかったが、本音ではない

ちなみにボクも時として大酒を呑むことがある。ところが残念なことに、泥酔する前に、睡魔に襲われ、帰宅するのが慣習になっている。記憶が定かでないことも、ごくたまにはあるが、ちゃんとパジャマに着替えて寝ているところをみると、「事件」は起こしてはいないようだ。

コケボウのひとこと

ワタシも今回の一連の騒動(あえて事件ではなく)は、もうちょっと警察側にも配慮があってもいいような気がします。
真夜中の誰もいない公園で、彼が裸になったからといって、いったいどれだけの人が迷惑を被ったというのでしょうか。
騒いでいた、ということですからそういう意味では迷惑だったかもしれないけど。
一日で「人間として最低」と言い放った言葉を撤回する政治家・・・ファンからの猛抗議で撤回するくらいなら、もう少し考えてから発言すればいいのに。
そういえばちょっと前には、外遊先でロレツの回らなかったみっともない大臣もいましたっけ。
タレントの肩を持つわけじゃありませんが、自分の言葉や立場の重みに責任をもてない政治家と、素っ裸になったタレント。
まだ素っ裸の罪のほうが軽い気がするのは私だけでしょうか。
もちろん「そうだ!そうだ!」とみんなして酔っ払った勢いで裸になられちゃたまったもんじゃありませんけど。
裸で即逮捕ということであれば、ここには男子はいなくなってしまうかもしれません。
みんなもう少し若いときは結構な乱れ方をしていたものです。
裸族に囲まれたこともあったような・・・。
それでも社長の話のように<タクシーをトイレと間違えたり><署長の首をしめたり>という話は身近では聞いたことがなく、あの乱れっぷりも可愛いものだと言える私は歳をとったのかもしれません。
さて・・・今は泥酔する前にお行儀よく眠りにつかれるようですが、昔はどうだったのか
ここのエピソードホントは全部社長のことだったりして・・・。
どなたか本当のところを教えていただけませんか?