熊本のパーティーといえば、発起人とか来賓とか主賓とかの挨拶が延々と続く。1時間前後というのが普通だ。ボクが経験したのでは1時間半というのがあった。乾杯に移る頃には、みんなイライラし てくる。だからというわけでもなかろうが、乾杯が終わった途端に、座は乱れに乱れる。みんなテーブルを回っては、友人、知人らとあいさつし、談笑する。運 が悪いと飲み食いもゆっくりできない。1万2千円の会費で、食べたのが寿司4,5個と焼肉少々の二皿のみということもあった。

ところが先週、熊本市内のホテルで開かれたパーティーは全く違った。「音楽と演舞の夕べ」という会だ。挨拶は乾杯も含めて4人だけ。これくらいだと我慢できる。最高によかったのが、ディナーショー形式で、「離席禁止」だったことだ。食事中はみんな着席したままということで、ゆっくりとフルコースを味わい、音楽と演舞のショーを楽しむことができた。もちろん血液をサラサラにするポリフェノールがたくさん入っている赤ワインも堪能することができた。ボクにとって赤ワインは酒類ではなく薬品なのだ。決して酔っ払うために飲むのではない。

さてショーの方だが、こちらもすごかった。まず男性のサクソフォンの演奏から始まり、女性歌手がオペラや映画の主題歌などを熱唱。さらにピアノフルート津軽三味線と続いた。舞踏も玄海竜二さんの踊りからタヒチアンダンス、ハワイアンフラダンス、アフリカンバレエ団の演奏とダンスと実に多彩なのだ。最後には千唐流の空手の実演まで飛び出した。カワラの20枚割りもあって、びっくりさせられた。

ちょっと目には、手当たりしだいに、何もかも寄せ集めたように見える。筋の通った理念や哲学もみられないようだ。ところが、途中でハッと気がついた。出演者の全員に4つの共通点があったのだ。ひとつはみんな熊本県人か熊本出身ということ。二つ目は国内だけでなく国際的にも名前が通り、活躍していること。三つ目は熊本を元気にさせていること。そして最後は、この会の主催者というか、発起人代表というか、近代経営研究所の代表取締役の栗谷利夫さんと何らかの繋がりがあることだ。

実は、この会は栗谷さんが還暦を迎えられ、同時にエッセイ「創世紀」と小説「回廊」を出版されたことを記念して開かれた。発起人たちは、日頃、栗谷さんにお世話になっている若者たち(中年もいた)。だから熊本ではなかなか見られないようなパーティーになったわけだ。やはり若者たちが考えることは素晴らしい。垢ぬけてもいる。まさにこれからの熊本を背負うにふさわしい若者たちではないか。ちょっと褒めすぎたかな。

それにしても栗谷さんは実に多彩な人物だ。2冊の本の出版もそうだが、器楽演奏されたある曲は栗谷さんの作曲だとか。それだけではない。空手の実演で、栗谷さんは2枚の厚板割りま で見せてくれた。どことなく控え目のところも好ましい。この日、出演した若者たちも、ある意味で栗谷さんに育てられたのかもしれない。またまた褒めすぎた ようだが、栗谷さんなら許してくれるだろう。ボクも負けないように頑張らなくちゃ。ちょっと年齢的に遅すぎかなあ。まあ、いいや。

コケボウのひとこと

楽しいパーティーだったようですね。
熊本には、元気な方がたくさんいて、常に「熊本をよくしよう」といろんな試みをされているようです。
排他的とも言われる県民性は、裏を返すと郷土愛が強いということかもしれません。
県の広報部長を務めているスザンヌを筆頭に、八代亜紀さん樋口了一さんなども、しょっちゅう地元に帰ってみえて、熊本のPRに一役買っておられます。
芸を持って熊本に貢献しよう!という意識が高いのでしょう。
さんざんメディアに露出して有名になったウチの会長
KABのためには、ずいぶん貢献してくれました。
ここらで、引き合いがあれば郷土のためになにかやってみるってのはいかがですか?
年齢のことは言い訳で、何をするにも遅すぎるってことはないハズ。
何ができるかな??
歌?(披露するほどでは、ナイ)踊り?(想像したく、ナイ)だとすると・・・。
やっぱり、こうやってコラムを書き続けて、地元密着を目指すKABを元気にすることが、間接的に熊本を元気にするのかもしれませんよ。
だから毎週文句を言わずにさっさと原稿だしてくださいね。
そうしたら・・・講演依頼とか舞い込んだりして、思わぬ成果になるかもでしょ。
はい、だから来週もヨロシク♪chu“