今度の年末年始は主夫業に専念した。年末から名古屋にいる次男一家が遊びに来たからだ。料理自慢のボクとしては、腕の見せ所だ。さすがにおせち料理だけは料理屋さんに頼んだものの、年越しソバからお雑煮をはじめ、朝食から夕食まで、メニューがダブらないように工夫を凝らした。好きなことだけに、苦にならない。むしろ少しでも美味しくしようと知恵を絞るのが楽しい。

圧巻は正月2日だった。この日は次男や弟たちだけでなく従兄弟なども含めて、我が家に大人15人、子供8人が参集した。子供達は家中、走り回り、居間と座敷は、お客さんで溢れかえった。例年のことだが、一家族一品ずつ持ち寄り、残りはすべてボクが料理する。今年はどういうわけかおせち料理が3種類も集まった。で、ボクが作った料理だが、自慢たらしくなるので、公開は止めておこう。

もちろん、みんなボクの料理に舌鼓を打ってくれた。一歳ちょっとの孫は、離乳食を食べずに、片言で「ジジ、ウマウマ」といいながら、ボクの料理を食べていた。特にサカナ料理が好きなようだ。弟の奥さんたちに言わせると「高い材料を買って、贅沢に作れば、美味しいのは当たり前」ということのようだ。そうはいっても、ここ数年間で、ボクの腕前は相当、上がってきているはずだ。

ボクは「料理は愛情で作るもの」と信じている。だから、ボクの料理は美味いのだ。というのは表向きのきれいごとで、それなりの「秘訣」がある。ひとつは小料理屋さんで食事をする際は、できるだけ板前さんの前に座る。出された料理が美味い時は、板前さんに根掘り葉掘り、調理法を教えてもらう。板前さんも実に丁寧に教えてくれる。もっとも調味料や食材が家庭用とは比べるべくもなく上等なので、教えられた通りに料理ができるわけではない。それでも幾分かはボクの腕も上がってきているはずだ。

二つ目は食材だ。できるだけ新鮮で、美味しそうなものを選ぶ。似たようなものがある場合は、高い食材の方を選ぶ。弟の奥さんたちが、言っていることは、多分、当たりなのだ。もっとも安くても掘り出し物に出会うこともある。要はスーパーやデパートの食材売り場に、足繁く通う。売り場の人と顔なじみになると、美味しい食材も教えてもらえる。

もうひとつの「秘訣」はもっと簡単だ。インターネットで料理のレシピを調べる。普通、何通りもの料理法が出てくる。その中から、もっとも美味しそうな料理法を選べばいい。いくつかの料理法を組み合わせることもできる。そうして自分の味を作り出す。なんてカッコウのいい話をしたが、3日には自分の味に飽きて、4日には外食に出かけた。やはり主婦業は務まらないようだ。だって主婦は味に飽きたからといって、外食というわけにもいかないのだから。改めて主婦に敬意を抱く。

さて自慢ついでに、いまひとつ。年末のあるゴルフコンペで優勝してしまった。理由は簡単だ。なにしろハンディーが多すぎただけで、特にゴルフが上手くなったわけではない。スコアは例によって企業秘密なので、明らかにするわけにはいかない。ちなみにハンディーは一挙に7も減ってしまった。これでまた優勝のチャンスは無くなってしまった。

コケボウのひとこと

みなさま、あけましておめでとうございます。
長らくS姉さんに会長のお守りを押し付けておりましたが、前期高齢者(←これ会長本人の弁)のお世話も長くは「やってられないわよ(怒)」ってことでしょうか。
そろそろ働いてよ、とS姉さんから叱られたので再びお守りはワタシの役目に。
ただいまっ。
S姉さんのファンの方ごめんなさいね。
上のお孫ちゃまには「にぃにぃ」と呼ばせようと企んでいた会長も、それが失敗に終わると小さいお孫ちゃまには、それを強要することなく、素直に「ジジ」と呼ばれているようですね。
それはともかく、会長のお料理!こればっかりは本当にお上手らしい。
とあるフレンチのシェフが「会長のお料理には心がある」と絶賛されていましたから。
しかし「凝り性だけど飽きっぽい」会長には、主婦は難しいでしょうねぇ。
4日に自分の味から逃げ出したんですもの。
こんなにわかりやすい三日坊主もありません。
今年の課題は「どこででも手に入る安価な材料でチャチャッと作る」もしくは「冷蔵庫の中にあるもので何か作る」にしていただきましょうか。
今後ゴルフで優勝する道も断たれてしまったことだし、今年はプロフェッショナルな主婦を、目指してみてはいかがでしょうか。
そこ極められたら、いつでもご相伴に与りに行けるし♪
ゴルフで優勝しても、周りにはおいしいことなんにもないしね。
さて「会長のボケごと」今年もどんなネタが飛び出すか。
本当にボケられないよう、ワタシもしっかり見守ります。
みなさま、今年もどうぞよろしくお付き合いください。