人生にはいろんなことがある。先日、友人の「結婚を祝う会」に出席して、しみじみ、そう思った。新郎・新婦ともに友人であり、高校の同級生だった。年齢はボクの歳がバレるので明らかにできないが、四捨五入すると古希(70歳)になる。ふたりとも再婚なので、旧郎・旧婦というべきか。さすがに結婚衣装ではなかったが、着物姿はお似合いの夫婦に見えた。

旧郎は高校時代には面識はなかった。でも地元のマスコミに在職していたので、ボクは前の会社にいた時、東京で何度かお会いした。郷里に帰ってからは、よく会って、飲み屋を紹介してもらうなど、親切にしてもらった。人柄も良く、面倒見のいい男だ。旧婦は高校の時、同じクラスだった。こちらもボクが帰ってきた当時、クラスの同窓会が毎月、開かれていたので、よく会っていた。念のためだが、二人きりで会ったことはない

祝う会で、旧郎が説明した話では、前の奥さんとは30年近く、家庭内別居をしていて、最後のころは鍵を取り上げられて、自宅から締め出されたとか。昨年、裁判所に訴えて、やっと離婚が成立したそうだ。恐らく、人には言えない苦労もしたことだろう。旧婦とは、旧婦のご子息の文章指導や就職の面倒を見ていたことから知り合いになり、意気投合したということだった。ほのぼのとしたいい話だ。

旧郎はボクの会社によく遊びにきていたので、知っている社員もおり、結婚の話は、あっという間に社内に広がった。一時はニュースで取り上げたらという話もあったが、さすがに実現しなかった。それはいいのだが、この話が出るたびに「会長はいつ結婚するのですか」と聞かれる。余計な御世話だ。それらしい女性がいるわけもなく、そんな予定は微塵もない。

祝う会で祝辞を頼まれていた。まあ、酔っぱらった上で、適当に冷やかしの話でもやろうと思っていた。ところが、司会者が開会すると言った直後、「それでは祝辞を」と来た。ボクは素面ではできないと断ったが、許してはもらえなかった。立ち往生したボクは、冒頭、「心からお祝い申し上げる。というつもりはない。なにせ、いま、ボクの心は、焦りと嫉妬と羨望で一杯だ」と言ってしまった。あとは言いたい放題。お陰で気分がスッキリしたので、最後は心からお祝いの言葉を述べた。

実はこの日の同時刻に、田原総一朗を司会に、蒲島知事幸山熊本市長らを招いて、KABフォーラムが開かれていた。ボクは祝う会を取るか、フォーラムに行くべきか迷った。社員からは「同級生を取るのか、会社を取るのか」と、激しく迫られた。さて、どうするか。ボクの結論「同級生との付き合いは一生だ。会社は一生、ボクの面倒を見てくれるわけではない」ということだった。フォーラムは盛況だった。ボクが居ようと居まいと、関係なかったわけだ。

さて、ボク後期高齢者になった時、介護してくれる女性はいないものだろうか。誤解ないように言っておくが、ボクには結婚願望は全くない。話の締めくくりがないので、単に付け加えただけだ。期待している沢山の女性のみなさん、ごめんなさい。

コケボウのひとこと

おめでたい話はいいですねぇ。
平均寿命も延びて、これからは70代で結婚しても銀婚式くらいは迎えられるんじゃないかと思います。
会長も今、この顔の売れている時こそチャンス!?
意中の方はいらっしゃらないのですか?
キューピットになって差し上げますよ。
会社の中には、独身女性がうじょうじょおりますし、会長の放課後の活動をみていると、その周辺にも女っ気がないわけでもなさそう
要は「やる気」の問題でしょうが、会長のように家事が苦にならないタイプの男性は悠々自適の独身貴族生活が一番いいのかもしれませんね。
でも「結婚願望はまったくない」なんて断言されるのは、いかがでしょう。
すぐ気が変わる会長のこと、明日には野心満々になっているかもしれない。
来るべき日に備えて、アタマもカラダも鍛えておいていただかないと。
ボケてしまっちゃお話になりませんから。
とりあえず、会場に行かれなかったKABフォーラム、3月1日(月)19時から放送です。
ご覧になって熊本の未来像について考えてください。