今回は面白くない話だから読んでもらわなくても結構だ。

「野球は筋書きのないドラマだ」と言われる。ここ数日で、確かにそうだと思った。ひとつは言うまでもなく高校野球だ。先日、全国高校野球選手権熊本大会が閉幕した。大会中、どこが勝ち進むのか、あれこれ思案しながら、観戦したが、予想はなかなか当たらない。あのチームは投手陣も打線も強いと見ていたのに、早々と敗退。逆に戦力が下と思っていたところが勝ち抜いて行ったりする。

決勝戦は九州学院対八代東。どちらも準決勝を大差で制してきた。さあ、どちらが優勝するのか、「野球音痴」のボクにはさっぱり分からない。結果はご存じの通り、九州学院が7-3で八代東を破って、10年ぶり7回目の甲子園出場を決めた。九州学院は3年前の決勝戦で八代東に逆転負けを喫している。そういう意味ではみごと雪辱を晴らしたわけだ。敗れた八代東の選手の半分近くがグラウンドに泣き崩れた。まさに一連のドラマを見ているような感じだ

甲子園大会は、来月7日に開幕する。最近、わが熊本県勢は早々と敗退することが多い。今年こそはなんとか勝ち進んでもらいたい。九州学院は県大会を通じて打撃力が急成長したと言われている。目標はベスト8以上だそうだから、いまから期待しておこう。熊本朝日放送では、大会中、県代表校の応援実況を適宜、放映する。楽しみにしていただきたい。ちなみに県大会で、わが母校は投手がいいと言われていたのに、3回戦で敗退した。この部分の論評は、差し控えておく。

もうひとつは、27日の藤崎台球場でのソフトバンク対楽天戦だ。KAB主催だけに、雨が降らないか、心配だった。雨男、雨女と定評のある社員には出社を禁じ、自宅軟禁にした。そのお陰か、まず天気には恵まれた。前日、前監督の王会長と昼食を共にしたが、王会長は「明日は絶対勝つ」と断言していた。

ソフトバンクは前半7連勝で、後半戦の折り返し点を迎えた。首位の西武とはわずか0.5差。熊本で勝利すれば同率か首位だ。ただし、ソフトバンクの熊本での戦いは、これまで敗戦ばかり。今回、負けたりすると、選手たちが縁起を担いで、熊本での試合を嫌がるかもしれない。KABにとっては、背水の陣のようなものだ。

年に1回の公式戦ということもあって、球場は超満員。約1万5000人が詰めかけた。試合展開は手に汗を握らせた。そして楽天に逆転されたのを再逆転して、ソフトバンクが勝利。西武が敗北したために、0.5差で首位にたった。熊本のファンにとって嬉しかったのは、地元出身の秋山監督が郷里で勝利したことと合わせ、松中、馬原選手も出場したことだ。こんなファンサービスはない。観客も十分、満足したように見えた。この調子だと、来年のソフトバンクの公式戦も多分、主催できるだろう。

さて、KABと野球との付き合いは、これだけではない。来月5日から8日まで人吉と熊本で県中学生硬式野球選手権大会、14、15日には高校OB野球大会がいずれもKAB主催で開かれる。これもまたぜひ見に行ってもらいたい。

ヤッちゃんのタメ口

「今回は面白くない話だから…」いったい何を言うんだ!これまでの自慢話と比べると格段に読みやすいじゃないか!!
オレ様が先日「KABは高校野球を応援しているんだから、自慢話じゃなくて野球のことも書いてくれよ」と声をかけたのが気に入らなかったのだろうが、会社のトップに“かつて立っていた男”らしく(今は社長様が社員を引っ張っていらっしゃる)野球の話でまとめてくれた上に、番組の宣伝もしっかりするとは。よしよし、やっとコケボウとオレ様の教育の成果が出たと言えるだろう。これからもKABのPRのために頑張るんだぞ!!
あと、あまり大きな声では言えないが雨女と定評があるのは、ズバリ“コケボウ”のことだ。なんでも試合当日は休みで(軟禁のために)あろうことか息子の“コケボン”を誘って試合を見に行こうとしたそうだが、コケボンに「行くと雨が降るよ」と言われて諦めたらしい。出来た息子だ!!