このコラムも今回で300回になる。長く続いたからといって、特にめでたいこともない。長くていいのはアナゴ社長の背中ぐらいだ。もう少し背中が長くなれば、国の天然記念物の指定を受けるのは間違いない。以前にも書いたが、社長の正式学名は、絶滅危惧種「ジャポニカ・セナガアナゴ」という。まあ、それはどうでもいいことだ。

社内では「ボケたジジイだからここまで続いた。ジジイが本当にボケた証拠だ」だって。ついでに「大事なKABのHPを公私混同して使っていいのか。使用料を徴収しろ」なんて言われる。社外の女性たちは「盛大に記念パーティーを開こう」と気勢を上げているのに、社内の空気は実に冷たい。パーティーはともかく金一封ぐらいくれないものか。

コラムの内容は、読む人の知的レベルに合わせている。ボクが本当に書きたいのは、もっと知性と教養と感性に溢れたものだが、それではアナゴ社長や広報担当のヤッコダコごときに理解できるわけがない。ボクは泣く泣くレベルを落としているのだ。

300回にちなんで言うと、ボクは「三」という数字が嫌いだ。もともとは新聞記者の駆け出し時代、「三下奴(さんしたやっこ)」と言われてこき使われたことに始まる。社内やいろんな会合で挨拶させられることが多い。そのたびに「三百代言」とか「舌先三寸」とか非難される。ボクの部屋はKABの三階にある。隣室のアナゴ社長から嫌がらせされて、いまや「三界(階)に家なし」という状態だ。

一番、腹が立つのが、ボクは「二枚目」を自負し、それなりに実績もあるのに、社内では「三枚目」扱いされていることだ。まあ、これは嫉妬が言わせているのだから、仕方がないか。コラムについては「千三(せんみつ)」と言われる。要するに「千に三つしか本当のことがない。ウソばっかり」と言う意味になるが、これも酷過ぎる。そう言えば、いま攻撃を受けている肉食系女子社員の「お局(つぼね)トリオ」も三人組だ。アナゴ社長にヤッコダコにこのトリオを合わせると、ボクは「三重苦」の世界に生きていることになる。やはり「三」という数字は怖い。こうなれば「三十六計逃げるにしかず」か。

ところで「コラムのネタ探しは大変だろう。どうやって見つけるのか」と、よく聞かれる。大盗賊の石川五右衛門は「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」と辞世の句を残している。KABの社内を見渡すと、変人、奇人、人三化七(人間が三割、化け物が七割)の類がゴロゴロいる。まさに「KABの社内に コラムのネタは尽きまじ」というところだ。ネタがない時は、社内を一巡するだけでよい。楽なものだ。

ただし、いくつか鉄則がある。まず、ユーモアのセンスのない者冗談を理解できない者は対象にしてはいけない。第二に繊細過ぎ、傷つきやすい者も同じだ。第三に「人権侵害だ。訴訟を起こしてやる」などと騒ぎたてる者には近づかない。そういえばどこかのバアヤにそんなのがいたなあ。まあコラムに登場する人物は、それなりにボクが評価しているということだ。うむ、これで全ては丸く収まるだろう

さて、今年も間もなく終わる。いろいろお世話になりました。このコラムもちょうど切りもいいし、今回が最終回ということにしたらどうだろうか

ヤッちゃんのタメ口

なにっ!今回を最終回にだと?このオレ様に相談もなく戯言を抜かすとは…最近ちょっとやさしく接してやったらどうも勘違いしたらしいな。甘えるんじゃない!!会長にはまだまだコラムを書き続けてもらわないと。オレ様的には不本意だが、このコラムを楽しみにしていると言う不届きな声が届いてくる。そして、何よりこのコラムを止めたら会社での仕事がなくなるじゃないか!全く!!来年はもっともっと厳しく鍛えないと
何?300回記念だから“コケボウ”が一言お祝いをしたいって?まだまだオレ様的には文句を言い足りないが、先輩から言われたならしょうがない(注・コケボウは同い年だが、会社ではオレ様の1期先輩。広報としては大先輩だ)ここから先はコケボウに譲ってやるよ…オレ様は心が太平洋だから…。

コケボウのひとこと

「会長のコラムがめでたく300回を迎えるので何か原稿をよこせ!」とヤッちゃんが言うので、断れるわけもなく久しぶりのコケボウにございます
みなさまお元気ですか?
介護職(広報担当)を離れて8か月が経とうとしています。
会長から局長に至るまでの、ご老体のお世話がもれなく広報についてくるあたりもよくわかりませんが、とにかく今はそこから解放され、DDやヨゴレヒゲから、どちらかというと世話してもらいながら楽しくやっています。
しかも紅一点ですから、ここは案外パラダイスです。
さて近況報告はこれくらいにして本題!
300回ともなると「おめでとう」という話にもなるのでしょうが、私に言わせれば、まだまだ
会長本人も「300回も書いたんだ!もういいだろう!」的な気分になっているのでしょうが、ちゃんちゃらおかしいってもんです。
激務の社長時代にできたことが、会長になってできないわけはない!!
原稿の締め切りでもなければ「今日は何曜日??僕は誰?」みたいな事態に、あっという間に陥るのは目に見えています。
書くのです!これからもひたすら!
ヤッちゃんが「会長派」になびかなくても、とりあえずはご自分のボケ防止のために。
コラムを楽しみにしている方がいらっしゃるうちは、頑張っていただかないと。
最近「内容が甘い!優しい!」という話も耳にします。
「社長派」のヤッちゃんから放置されているからかもしれませんが、わたくしコケボウも読者として目を光らせていることを、どうぞお忘れなく。
「ムチが必要でしたら、いつでも飛んで行って打って差し上げます」
これが300回の原稿を出稿してきた会長への私からのエールです。
最後に、いつもこのコラムをご愛読いただいている皆様、本当にありがとうございます
皆様の温かいお気持ちに支えられて300回を迎えることができました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
500回あたりでは、ヤッちゃんが大盤振る舞いをしてくれるはずなので、変わらずご支援ください。
「ボケごとファンの集い」とかどぉよ?ヤッちゃん!
ま、その頃には「ボケごと」が「うわごと」になってるかもしれないけどねっ。