久しぶりにゴルフの話を書きたい。今冬は例年以上に寒い日が続いている。早朝は氷点下だし、小雪がちらつく日も多い。こんな時にゴルフという阿呆もいないだろう。そう考えるのは素人だ。ボクは年末から新年にかけて4回もゴルフに行った。同行した仲間はそれぞれ違う。念のために言っておくが、ボクが誘ったわけではない。半分、強制的に連行されたのだ。気が小さいボクには断る勇気がない

年末は某医師の家族だった。奥方はボクに何度か勝ったことがあり、すっかりテングになっている。優越感に浸りたいだけでゴルフをしているようなものだ。ご主人の医師にお世話になっているだけに、断わると後の報復が怖いので、泣く泣く付き合っている。奥方は赤、ご子息は黒の防寒具で身を固めていた。その様子は走るより、転がった方が早いように見える。ボクは早速、赤ダルマ黒ダルマと呼んでやった。

奥方との勝負は、言うまでもなくボクの勝ちだった。それ以来、奥方はボクのことを「タイガー・ウッズ」と呼ぶようになった。まあ、ボクの才能を認めたということだろう。そう思っていたら、どうも発音が微妙に違う。よく聞いていると、「たいぎゃあ(熊本弁で大変な、相当なという意味)打つ」と言っている。要するに「大タタキする奴」と言っていたのだ。やはり、次回からは逃げ出すことにしよう。

年が明けてからは、同級生のコンペに行った。小雪がちらついている。ところが中止の連絡はない。まあ、ゴルフ場にだけは行ってみるか。ゴルフ場に着くと、ラフには雪が真っ白に積もっている。ラフに打ち込んだら、絶対にボールは見つからないだろう。それなのに「止めよう」というものは一人もいなかった。ボクはまたまた泣きながらプレーした。それから数日後、兄弟3人で回った。この時も小雪だった。でもボクらが回ったコースは満杯だった。弟の奥さんたちは「どうせすぐ帰ってくるだろう」と思っていたらしい。ところがどっこい、最後までプレーしたのだ。呆れた奥さん方は、それ以来、ボクらのことを「3バカ兄弟」と呼んでいる。

さて、スコアだが、これだけ通えば、相当、上達したとお思いだろう。ところが、どういうわけか、全く記憶にない。ことスコアに関してだけは、完全に健忘症になっている。どうやら100台と110台を行ったり来たりしているようだ。はっきりいうと、上達の気配は見られない。それどころか、ゴルフ場に通うたびに退化しているようだ。ボクとしてはスコアが良くて嫌がられるより、仲間に優越感を与えるのがゴルフの目的と思っているから、これはこれでいいか。

昨秋、知人たちから「100を切る会を作る」という連絡があった。会則は簡単だ。3回連続して100を切れば、会員資格を失うというものだ。会の名前は「九九(つくも)会」だそうだ。第一回目に参加したが、会員失格には遠く及ばなかった。中には100を切った友人もいたが、そういう人は「裏切り者」だ。ボクは見識を疑っている。そこにいくと、ボクはさしづめ「永久会員」として表彰されるかもしれない。さて、今年のボクのゴルフはどうなるか。あまり期待しないでもらいたい。

ヤッちゃんのタメ口

新年から4回もゴルフに行っただと!オレ様はまだ1度もツーリングに行けていないと言うのに…いいなあ~お偉い方は。オレ様たち社員全員はお正月が過ぎるやいなや、社内が温暖化するかのごとくの熱気を持って日々働き続けていると言うのに…。
でも、体を動かすことはいい事だな。特にあちこちにボールが飛びまわる(転がりまわる)からいい運動になるはずだ。お付き合いいただく皆さんには大変申し訳ないが、健康とボケ防止のためほどほどに頑張ってくれ!あくまでもほどほどにだからな!
なんでも聞いた所によると、会長がゴルフを始めたのは50歳を過ぎてかららしい。それまでは“アンチゴルファー”で通っていたらしいが、仕事の付き合いで始めたそうだ。
それからはすっかりゴルフの魅力にはまってしまったが、KABの社員からは“ライオン丸”(ライオンは百獣の王。会長が“110”以上打つことから命名された!)と呼ばれたり、意味もなく“ホールインワン保険”に入るなど、熊本に来てからますますゴルフ生活を満喫しているらしい。オレ様はゴルフをやらないため(飛ばしたり転がすのはボールではなく、オートバイさ!!)会長のプレー振りを見たことはないが、社員はその迷プレーぶりにさぞかし使わないでいい気を使いながら一緒にプレーしていることだろう。可哀そうに…。うん、そうか!会長派の激減(絶命寸前とも言うが)の原因は“ゴルフ”にもあったのか!!