先日、九州新幹線の試乗会に参加した。期待と夢が膨らむ。木材をあしらって、なかなか洒落た車内だ。座り心地もいい。隣席には妙齢の美人。と言ってもKABの舩津アナだが。なんでもアナゴ社長の代役だとか。アナゴ社長と同行するより少し(?)はましだ。知人が「二人の記念写真を」と言ってきたが、「お忍び旅行なので」と丁寧に断った。なにが「お忍び」なものか。周囲は知った人達ばかりだ。

二人の記念写真

※逆立ちしても“お忍び”には見えないだろう。
どう見ても「孫に見送ってもらうおじいちゃん」だろう!(byヤッちゃん)

さて、いよいよ出発。と思ったら10分足らずで新玉名駅についた。スピード感を堪能できる速さだ。続いて新大牟田、筑後船小屋、久留米、新鳥栖駅と各駅停車し、約50分後に博多駅着。思ったより時間がかかったが、在来線と比べると、相当、早い。帰りも各駅停車だった。残念なのはトンネルと防音壁にさえぎられて、景色を十分、楽しめないことだ。それでも行きも帰りも、瞬間だが、熊本城の天守閣を眺めることができた。特に帰りには宇土櫓も見えた。この風景は売り物になるだろう

ついでに列車内も見物させてもらった。ボクらの乗った車両は指定席用で、一列に4つの座席があり、ゆとりも十分だ。グリーン車両になると、座席数は一緒だが、絨毯が敷き詰められており、さすが贅沢さも感じられる。ところが自由席の車両は一列が5席。こちらはちょっと狭苦しい。もっとも熊本―博多間は最短で30分ぐらいだから、不自由を感じることもないかもしれない。

門垣会長in九州新幹線我儘を言わせてもらえば、新幹線は出発点と目的地を結ぶ最短時間が目的だけに、「旅情」とか「旅愁」を感じるゆとりがないことだ。新幹線にそういうものを求めるのは筋違いと分かっていても、やはりちょっとさびしい。「旅情」を感じたければ、在来線に乗れば、すむことでもあるし、まあいいか。

それにしても熊本駅の現状には改めて失望させられた。東口はあちこち工事中だらけ。駅前の高層ビルが完成するのは開通してから1年後だ。西口はきれいに整地されているものの、いくつかの住宅などを除くと、だだっ広い空き地が広がっているだけ。どちらも他県の人達には見てもらいたくない光景だ。新幹線が開通するのは、かなり前から分かっていたのに、どういうことだろう。鹿児島博多駅前と比べると、熊本駅の悲惨さがひときわ目立つ。いまさらどこの責任だと言ってもはじまらないが、それでも「責任者は出てこい」と言いたい。

もともと鹿児島本線ができる時、熊本駅をどこに建設するか、論議になったらしい。熊本城や市内の中心部に近いところに建設するのが、熊本の繁栄を考えると、当然のことに思える。ところが、できたのは現在地の春日町(当時は村か)のカボチャ畑の真ん中だった。要するに毛嫌いされたわけだ。ボクが大学に行くときに見た駅前と、出稼ぎから帰郷した時の光景はほとんど一緒だった。「新幹線はいらない」と公言した知事もいる。ひょっとしたら県民の中には鉄道に愛情を感じないDNAが潜んでいるのかもしれない。

そうはいっても新幹線を熊本の発展に結び付けるには、相当の知恵や力が必要だ。DNAに負けることなく、頑張っていくしかないだろう。

ヤッちゃんのタメ口

いや~っ、九州新幹線の全線開業まであと1カ月を切ったな。千葉にいるおやじは「東京から熊本まで新幹線に乗っていきたい」と言っていたが、いよいよそれが実現するわけだ。
にしても、仕事にかこつけて新幹線に試乗するなんて羨ましい限りだぜ
本当なら社長様も参加出来たはずだろうに、会長に少しでも楽しんでもらおうKABの“アイドル”舩津アナに試乗を譲るなんて、やはり社長様は心の広い素晴らしいお方だ!!(忘れないように言っておくがオレ様は社長様派だ!!
まあ、新幹線好きな舩津アナが(正確には“電車の旅”ここを間違えると、あの大きくかわいいくりくりした目で睨まれてしまうからな)“初新幹線”を会長と過ごしたことをどう感じたかは聞くに忍びないが…。
会長の言葉にうなずく訳ではないが、20年前にKABに入社するため熊本に来た時、駅前の寂しさにかなり驚いた。普通は駅前が一番発展していると思うからな!
その時と比べるとだいぶ変わっているようだが、それでも新幹線駅のある他の都市(熊本と同規模もしくは県庁所在地がある都市)と比べるとまだまだ寂しいと思うのが本音だ。
あーだ、こーだ言っても始まらないが、“駅前TV”としてKABは頑張っていくから、みんな応援してくれよな!!んっ?ちょっと会長の話しをオレ様が後押ししていないか?なんか不本意だな…