最近の政治の動きを見ていると、実に唖然とさせられる。菅首相をはじめ与野党を問わず、余りにも世間一般の常識とのズレが目立ちすぎる。政治家としての見識、知性すら疑いたくなる。ひょっとしたら政治家ではなく政治屋ではないのか。このままでは東日本大震災の復旧も福島第1原発の対応も置き去りにされてしまう。そんな疑問すら抱かせる。かつてボクも政治記者の端くれだっただけに、全くの見当違いを言っているつもりはない。果たして日本の政治は生き返るのだろうか

まず菅首相の不信任決議案の提出だ。菅首相の行動力、判断力、統制力、現状認識などにブレがあることは否定できない。とはいえ、この緊急事態に政治空白を作ることは、絶対に許されない。本来であれば、知恵のある政治家が与野党を問わず、支援体制を組んで、菅首相をバックアップするべきだろう。

不信任決議案は否決されたが、仮に可決されたらどうなるか。菅首相には二つの選択肢しかない。ひとつは10日以内に衆院を解散し、総選挙になだれ込むことだ。しかし、この時期に、総選挙ができるのか。被災地の東北の自治体に総選挙をやる余力があるとは、到底思えない。総選挙には800億円の費用が必要と言われる。その費用は優先的に災害復旧に使おうというのが、常識だ。いろんな事情を考えると、解散・総選挙ができるわけがない。

もうひとつは、菅首相の辞任・内閣総辞職だ。では菅首相の後任はどうするのか。党利党略に明け暮れる与野党ともに、後継者をすんなり決めることはできない。かなりの時間、政治空白が続くのは間違いない。不信任案を提出した自民・公明両党に、先を見通していた気配は微塵も感じられない。先行きが不透明なまま提出したのは、余りにも無責任、不見識と言わざるを得ない。

民主党内部もメチャメチャだ。不信任案の採決前、賛成の動きが急速に高まってきた。菅首相の能力や力量では、災害復旧も原発対策も対応できないというのが理由だった。ところが、菅首相が一定のメドが経った時点で引退すると表明したとたん、賛成論は急速にしぼんでしまった。一定のメドというのが具体的に何を指すのか。党内の受け止め方はバラバラのままだ。さらに菅首相に一定のメドをつける能力・力量があるのなら、何も不信任案に賛成することもあるまい。これほどの論理矛盾はない。それがまかり通る不思議さ。政治家の見識はどこに消えたのだろうか。

菅政権は、発足1年目を迎えた。同時に早期辞任の要求が高まっている。一方で与野党大連立の動きも活発化してきた。後継者のメドもなく、大連立の枠組みも不明のまま、事態は進んでいる。いまも事実上の政治空白は続いているのに、さらに加速し、長期化する恐れもある。いまや政界はメルトダウン(炉心熔解)状態のようだ。

このままだと、国民の政治不信は増大する一方だ。その先にあるのは政治離れであり、政治の泥沼化だ。いまや党利党略を捨て、政治屋から政治家に戻り、もう一度、原点に返って、緊急事態に対処するしかない

ヤッちゃんのタメ口

オレ様の仕事の中に、視聴者の皆様からのご意見・質問にお答えすると言うものがある。

そこで寄せられる意見の中には、いまの政治に関する不満を述べる方がたくさんいらっしゃる!!確かに、今の政治の流れを見るとどうも「国民の代表」との意識が感じられないと捉えられてもしょうがないだろう。

それはそうとして、きょうまたしても暇を持て余した会長がオレ様のもとにやってきた。

どうも2階の編成の席にオレ様が居なかったのが寂しかったらしい。わざわざ1階の制作部で打ち合わせをしているオレ様を探しあて、「忙しくて原稿を書く時間がない」などと甘えた事を言ってきた。正直、怒り新党…いや心頭(このネタが分かる方はかなりのKABフリークだぜ!)のオレ様だが“心は太平洋”な所を見せて、「そんな事を言わずに…」と、やさしい対応を取ろうとしたが、オレ様が言い終わるのをまたずに“コケボウ様”が「〆切りですから、当然書きますよね」と、言葉の鞭で会長を打ってくれた。なんと頼りになる先輩だ。(同い年だが…)会長も、これ以上ぐだぐた言っても無理だと観念したらしい、すごすごと引き上げて行った。当然、しばらくすると原稿がきちんと届けられた。

なんだ、ちゃんと書けるじゃないか!!オレ様に甘えたかったのか、コケボウに打たれたかったのか?コケボウいわく「打たれたい性格だから、いいのよ!」う~ん、KABの女性の方々はとても頼もしい。“肉食系トリオ”のお姉さまをはじめ…。