前回、ヒラ会長に「降格」されたので、このコラムを、やめてもいいだろうかと書いた。ところが、広報担当のヤッコダコが、偉そうにボクのことを、「腑抜(ふぬけ)」扱いした。その上、「コラムの権限は、オレ様が牛耳っている」だの「会長である限り、コラムを書くのは掟」などと、ほざいた。要するに「文句を言わずに、黙って書け」と命令したわけだ。

同じヒラとはいえ、ボクは会長、ヤッコダコは社員だ。そのボクが顎でこき使われるとはどういうことだ。まさに「下剋上」の会社ではないか。そう言ったら、ヤッコダコは平然として「こんな会社にしたのは、誰だ。会長に責任を取ってもらうのは当然だ」とヌカした。ああ言えばこう言う。まさに口の減らないヤツだ。

断わっておくが、ボクが万一、コラムを再開するといっても、どこかの首相のように、延命や居座りを狙っているわけではない。ボクの命運はすでに尽き果てている。老兵は消え去るのみなのだ。その心中も分からず、自分が楽をしたいだけのために、「書け、書け」と発破をかけている。まさに死体にムチを振るうようなものだ。

それはそれとして、昨日の民主党の両院議員総会や自民党の動きはなんだろう。東日本大震災の復旧・復興、福島第一原発の対応を最優先にしているとはとても思えない。菅首相からは解散・総選挙を臭わす発言まで飛び出した。菅首相批判の大合唱はあっても、大震災関連法案の成立をいかに急ぐかという議論は皆無。政権与党の体をなしていない。

ボクは別に菅首相の言動を擁護するつもりはない。それにしても自民党の対応も見るに見かねる。菅首相から参院議員を一本釣りされ、怒り心頭に達したらしく、国会審議に応じる気配はない。外から見ると、単に「管憎し」の怨念しかないようだ。自民党が今のままの政治姿勢を続ける限り、国民の支持は絶対に回復しないだろう。

はっきり言えば、菅首相、民主党、自民党とも政治感覚は似たり寄ったりのレベルだ。根底にあるのは党利党略、我利我略ではないのか。もし、自民党が怨念を捨て、被災者、国民第一の立場から関連法案の早期成立に尽力したならば、「さすが自民党」と人気が急上昇することは間違いない。国民がそのことを熱望しているからだ。そうした見識すらない政治家というのは情けないと言うしかない。

ボクは、ついついドイツにナチスが台頭してきた時代背景を思い出す。第1次世界大戦に敗北したドイツは、膨大な賠償金を背負わされ、それに世界大不況が追い打ちを掛ける。ドイツ国民は貧窮の底に沈んだのに、内閣も議会も対応する能力も行動力もなく、政治不信が蔓延した。そこに出てきたのが、ナチスであり、ドイツは第2次世界大戦へと走り出した。もちろん、日本が同じ道をたどるとは思わない。しかし、国民の政治不信という点では、、何となく似通っていると思う。日本の政治状況に変化が起きないとすれば、次に何が起こるのか。ボクは不安を抱かざるを得ない。

さて話の次元はガクッと落ちて、コラムの件だが、ボクとヤッコダコがこのまま張り合っていたのでは、民主党や自民党のレベルに落ちかねない。KABのフアン(もしいたらの話だが)もがっかりするだろう。ここはボクが屈服するしかないかなあ。

ヤッちゃんのタメ口

冒頭から何だかオレ様に文句を言っているようだが、オレ様の持っている“パワー”について少しは理解したようだな。全く、コケボウの時代から続く(コケボウが築きあげたと言っても過言ではない)“広報担当の見えない力”(まあ、分かりやすく説明するとジョジョのスタンドのようなものだ!)について今ごろ気付くなんて・・・まあ、分かったならいいけどな!それと“社長派”(みんなはまさかオレ様が会長と仲がいいとか思ってないよな?仲がいいのはコケボウだからな!)のオレ様からのアドバイスだが、社長様には逆らわない方がいいぞ!先週のコラムを読んだ後、社長様がオレ様のもとに来て「社長である私に逆らうとこうなんるんだ」と、かみしめるようにおっしゃっていた。更に、「会長を甘やかさず、どんどん使いなさい」と、ありがたい言葉をオレ様におっしゃってくださった。う~ん、これぞ勝者の貫録だ。戦い抜き、権力の座のトップに登りつめた方は違うなあ~!オレ様も一度びしっと決めてみたい言葉だぜ!まあ、これまでは会長が権力をかさにやりたい事をやっていたからその報いかな?

おっと、きょうのオレ様はちょっと辛口だな?まあ、たまにはいいだろう。“仏の顔も三度”までだから。