やはり女性は強い。別にKAB社内の女性のことではない。言わずと知れた女子ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」のことだ。米国チームの体格は一回りも大きく、経験も豊富で、世界ランクも1位と4位。だれが見ても「なでしこ」は劣勢だった。それを見事に跳ね返した。東日本大震災、福島第1原発事故、さらに混迷きわまる政治、見通しのない経済など、暗い話題だらけだっただけに、「なでしこ」の優勝は日本に喜びと明るさをもたらした。被災者の皆さんにも希望と力強さを与えたに違いない。

試合展開は終始、米国優勢のように見えた。まず米国が先行して得点し、ああ、これで日本は敗北かと思われた。しかし、日本も直ちに反撃して、同点で終えた。延長戦も同じような展開だった。だが今度はひょっとしたら再び同点に持ち込むのではと期待させ、その通りになった。なんという粘り強さだろう。同じ粘り強さでも内容において、菅首相のそれとは雲泥の差だ

チーム名の「なでしこ」。平安時代から貴族たちに愛されてきた花だ。淡紅色の花弁や可憐なたたずまいは、日本女性のしとやかな美しさの代名詞でもある。名前自体が「撫子」=「撫でし子」であり、子供や女性に例えられてきた。花言葉は純愛思慕だが、同時に大胆勇敢野心才能といった意味も持つ。まさに「なでしこジャパン」にふさわしい花言葉ではないか。キャプテンで、MVP得点王を獲得した澤穂希さんは帰国後の記者会見で「五輪で金を取る事が次の目標」と語ったが、これまた花言葉にぴったりだ。

試合中、「なでしこ」メンバーの表情は厳しく、近寄りがたく、女性というイメージとはほど遠く、男勝りにも見えた。なにがなんでも勝つぞという意識がそういう印象を与えたのだろう。当たり前のことだ。ところが、帰国後の記者会見などを見ると、見事に女性に変身している。可愛い、普通の女性で、美人も多い。このメンバーが世界一というのが信じられないぐらいだ。優勝の自信が彼女たちに美しさ可憐さを与えたのかもしれない。

「なでしこジャパン」は強い女性の代表ではあるが、それにしても強い女性が増えてきた。某大学の話を聞くと、走り回って活動しているのは、圧倒的に女子学生だ。学業成績が優秀なのも女子学生が多いそうだ。逆に言うと、男子学生は陰に隠れ、生彩が乏しいという。いまや高校でも同じ傾向らしい。男女共学の高校は、以前から女子高化現象が進んでいるらしい。

なぜ、こうなったのか。ボクは少子化の影響が大きいと思う。一人っ子の男性は両親、特に母親に寵愛される。親離れもできず、自立心の乏しいまま成長していく。親自体が、十分に成長していない。某大学では、先生が男子学生を叱ると、親が抗議しにくる。「親自体が小児病の傾向が強い」と嘆く。そこにいくと女性は、溺愛されても、親離れ、母親離れの時期が早く、自立していくのではないか。

広報担当のヤッコダコを見ても、アナゴ社長と女子社員に尻尾を振り、ゴマを摺って自立心が少ない。「君も男だろう。頑張れ」と言いたくなる。と言いつつも、ボクも女性は怖い。やはり陰に隠れていよう。

ヤッちゃんのタメ口

なでしこジャパンの活躍に沸いたのはオレ様も同じだ。かつてKABでは、現在の「なでしこリーグ」の前身である「Lリーグ」時代に中継をやっていた。当時は“日興證券ドリームレディース”や“読売ベレーザ”(澤が所属していたチームだ!)“松下電器”など多くの企業チームがしのぎを削りあう、女子サッカーが大きく飛躍しようとしていた時代だった。(オレ様はドリームレディースのリンダ選手とか大部選手が好きだったな~)

しかし、景気低迷などの影響でサッカーから撤退する企業が増え、Jリーグなどと比べて女子リーグには厳しい状況が続いた…。しかし、その悔しさ苦しさをバネに“なでしこ”たちは見事世界一に輝いた!もう素晴らしいとしか言いようがない!!

これを機に女子サッカー界がもっともっと盛り上がっていくのが期待されるな~。熊本では“益城ルネサンス熊本”がトップリーグ目指して頑張っている。“なでしこ”たちにエールを送ろうではないか!

おっと、サッカーの話に夢中になりすぎて会長のことを忘れていたが、まあたまにはいいだろう…社長様とオレ様が女子社員に人気があるのを嫉んでいるようだから…。