いつも「女性は強い」という話ばかりを取り上げてきた。事実、最近の肉食系女性はほとんどそうだ。逆に言うと男性がか弱く、不甲斐ないということだ。ところがどっこい。ものすごい男性と出くわした。一言でいうと、現代版スーパーマンということだ。やはり世間は広い。

その人は熊本市内の本武久幸さん。年齢はあとで教える。動物病院院長という肩書を持つ。肩書はともかく、八面六臂の活動をしている。分かりやすくいうと、八つの面と六本の腕を持つ仏像のように、多方面で活躍している。いまや絶滅危惧種に等しい人物なのだ。

まずはスポーツカー。真っ赤なフェラーリを乗り回している。街角に駐車でもしようものなら、見物人が集まってくる。若いころは国産車だったが、物足りなくなり、英国のスーパーカー、ロータスに乗り換えた。それでも満足せず、最後にフェラーリに行きついた。最初は中古車だったが、新車に切り替えた。なんでも注文してから届くまで3年かかるそうだ。今乗っているのは4台目というから凄い。ちなみにボクのは10年目のポンコツ国産車だ。

単なる車狂いではない。肩書のひとつに「猟師、漁師、料師」というのもある。山奥を駆け廻って、イノシシ、シカなどを仕留める。かと思うと、海中深く潜って、魚介類を水中銃で突き刺す。これらの材料を使い、自ら栽培した自然野菜も活用して、手料理三昧の料理師でもあるのだ。先日は鹿児島の海に25mも潜って獲ってきたというイシダイ、アラ、イセエビを御馳走になった。美味の極致というのは、あんな料理をいうのだろう。いま思い出しても涎が出てくる

理想的な料理は沖縄にあるというのが持論。というわけで沖縄料理店も経営している。なんでも友人の店が潰れかかったので、手助けに始めたとか。本人は言わないが、義勇の人でもあるらしい。夜の繁華街にはよく出かける。ところが「女にうつつを抜かすか、カラオケをがなるような店しかない。人生を語れる店がほしい」ということで、自分でスナック(たぶんそうだと思う)「フェラーリ」まで開店させた。話やすい照明、調度、音楽を揃えた、落ち着ける店内だ。

「なんだ遊興の徒か」と思うなかれ。珍しい肩書には「国際地球環境大学 環境学博士」というのもある。同大は、米国のノーベル賞受賞者が設立したとか。本武さんも遺伝子学とか栄養学とか遊興学(?)とか、幅広く勉強しているフシがうかがえる。環境学博士という学位があるかどうか知らないが、いつぞやは京都大学で教授たちを前に講義したというから、多分、本物の学者としての一面もあるのだろう。

「どうだ、凄いだろう」と、我がことのように自慢したくなる。さて年齢だが、なんとボクと同じなのだ。独身というのも同じ。ところが胸板は分厚く、力瘤はボクの倍ほどもある。連日、腕立て伏せ150回が日課。だから25mも潜水できるのだ。体格もスーパーマンだ。ヤッコダコよ、アナゴ社長よ、今度、本武さんの爪の垢を貰ってきてやるから、煎じて飲んだらどうだ。ボクは手遅れだから、やめておく。

ヤッちゃんのタメ口

いや~っ、会長のコラムにしては珍しく!?一気に最後まで読み切ってしまった。世の中には凄い方がいるもんだな~、つくづく感心するとともに憧れてしまうぜ。自分の好きな道をトコトン極め続けている姿なんか、オレ様が読むメンズ雑誌の特集に出てきそうだぜ。オレ様も歳を取るなら会長のようではなくこんな風に歳を取りたいものだ。こんな格好いい人が近くにいるのになんで会長はもっと早くから爪の垢を飲まなかったのかなあ~?
そうすればオレ様たち社員からの目も変わっていたはずなのに…もったいないぜ!!

ちなみに、うちの社長様もこの方に負けずに凄い方だ!(何度も言うが、オレ様は社長様派だからな!!)趣味が“ウォーキング”“料理”。夜の街にもいろいろと顔が効く。まるで会長が紹介している方と同じではないか!そんな方のもとで仕事が出来るなんて、オレ様も幸せだな~