甲子園球場で、全国高校野球選手権大会の熱戦が繰り広げられている。実況放送を見ようものなら、たちまち引き込まれ、手に汗を握る事になる。選手たちのひたむきな表情が心を打つ。県代表の専大玉名は11日、青森県代表の光星学院と対戦する。専大玉名は初出場、相手は8年ぶり5度目の古豪だが、臆することなく戦ってほしい。

ところで高校野球に付き物の花木といえば、やはりサルスベリ(百日紅)キョウチクトウ(夾竹桃)だろう。どちらもピンクの花が多いが、白色もある。各県で予選が始まる前から咲き始め、9月過ぎまで咲き乱れる。花の艶やかさといい、花期の長さといい、まさに高校野球にふさわしい。ほぼ同じ時期に咲く花にノウゼンカツラがある。しかし、こちらは朱黄色の妖艶な花で、花柳界(最近では死語になった)の女性を連想させ、高校野球とはほど遠いイメージなので、割愛する。

百日紅の名前は、花が百日間続くことから名付けられた。遠目には大きな房状に見えるが、実際は小さな花の集合体だ。この小さな花が、連続して咲いては散り、散っては咲き続ける。幹が大きくなるにつれて、古い樹皮が剥がれ落ち、新しいすべすべした樹皮に変わる。このため、サルも登れないというところから「猿滑」といわれるようになった。しかし、本当はサルがずり落ちることはないそうだ。花言葉は、花の咲いている状態から雄弁、愛きょう、世話好きなどだ。

キョウチクトウは漢字の名前から分かるように、葉っぱが竹、花が桃の花に似ていることから名付けられた。樹勢が強く、放っておくと、どんどん増えていく。広島に原爆が落とされた時、4,50年間は草木も生えないと言われた。だが翌年にはキョウチクトウの花が咲き、「復興のシンボル」と言われた。乾燥や大気汚染にも強いそうだ。

意外なことに、キョウチクトウには薬の成分が含まれているが、素人には手に負えない。むしろ毒になる。その毒は花にも葉っぱにも幹にも根っこにも含まれている。枝をハシ代わりに使ったら下痢や運動失調になったとか、外国にはバーベキューの串代わりに使ったら死亡したという例もあるそうだ。なにしろ燃やした煙にも毒があるというから徹底している。このため花言葉は用心、危険、油断しないで、などだそうだ。きれいな花には毒があるということか。

サルスベリとキョウチクトウには共通したことがある。どちらも日本古来の花木のように見られているが、実は外来種なのだ。サルスベリは中国から、キョウチクトウはインド原産で、中国から渡来した。いずれも江戸時代で、日本での歴史は浅い。それなのに、あちこちで咲き誇っているというのは、性根が強いからだろう。

外来種といえば、ボクも全く別の会社から転職してきたので、生え抜きのKAB社員から見れば典型的な外来種ということになる。ボクが社長や会長として大きな顔をしているのを見て、在来種の社員たちは苦々しい思いかもしれない。えっ、ボクの言動には毒があるのでキョウチクトウだって。ちなみにアナゴ社長も外来種だが、さしずめ体型からみて有害花粉をまき散らすセイタカアワダチソウというところかな。

ヤッちゃんのタメ口

このコラムに書かれている“キョウチクトウ”で、まず思い浮かんだのは“会長の顔”だ。権力の座から降ろされてもそのことに気付かないかのように“我が物顔”で社内を歩く…。その“精神力の強さ”“タフな所”は、まさに“キョウチクトウ”ではないか!

一見人懐こそうに見えるあの笑顔も、裏を返せば何を考えているか解らない。親しみやすいが、実は毒がある…まさに会長のような花ではないか!さすがに、放っていてどんどん増えられると(会長派を無駄に増やされても)困るから、社長様がいらっしゃった訳だ!!ちなみに“セイタカアワダチソウ”は花粉症やアレルギーの原因とされているが、どうやらアレルギー成分を持つ“ブタクサ”と混同されているらしい。“セイタカアワダチソウ”は“アレロパシー”という成分を有しており、これは周囲の植物の成長を抑制する効果を持っている。まさに、のさばっていた会長の成長(増長)を抑えるための成分ではないか!さすが“社長様”だ、例えられる植物も“対会長”としての役割をしっかりもっているとは…恐るべし!!(何度も言うが、オレ様は“社長様派”だ!!)