先日、いつものように藤崎八幡宮例大祭の神幸行列を見に行った。帰郷して以来、必ず兄弟3人で出かける。飽きもせず早朝から立ち詰めで馬追いを眺める。家族からは3バカ兄弟と呼ばれる。何と言われようと、止めるつもりはない。あのドンドコ、ドンドコと鳴り響くカネ、太鼓、ラッパの音を聞くだけで、胸がドキドキしてくる。完全な祭り中毒症状なのだ。手足もムズムズしてくるが、さすがに踊る勇気はない。

子どもの頃、馬追いといえば、男の祭りだった。勇猛で、どこか猥雑な行列は、まさに男の見せ場だった。ところが、最近では様子が一変してきた。女性軍団が増えてきたのだ。しかも毎年、増え続けている。子どもを抱いたり、乳母車に乗せた、若い母親も目に付く。馬の周囲やカネ、太鼓は男だけだが、後ろの行列は華々しい女性が占める割合が多い。中には引き車の台上で口上も述べ、音頭を取る女性もいる

今年は、さらに女性が増えたように思えた。グループによっては、男がチラホラというところもあり、びっくりしてしまう。この調子では、いつの日か、「女性の祭り」に化け、男は添え物になり下がるのではないか。博多の山笠が男一筋というのに比べれば、馬追いは堕落したのか。いやひょっとしたら女性上位に「進化」したのかもしれない。

この日は、わが母校の体育祭に招待されたので、そちらにも出かけた。これまた驚きの連続だった。ボクの在学中は、女性は一学年に30人前後だったと思う。ところが、いまや女子学生だらけのように見えた。四割以上は女性だそうだ。三割以上になると、女子高化が進んでくるそうだが、ひょっとしたら我が母校も女子高化したのか。なんでも生徒会長も女性だそうだ。

応援団の競演があった。3つの団体に分かれ、それぞれの応援団が技や気迫、チームワークなどを競い合う。いずれも男子ばかりだ。最後に女子応援団が登場した。真っ赤な袴姿はそこはかとなく色気も漂う。ところが演舞が始まるや、印象は一変力強く、それで艶やかで、目を奪われる。男子応援団がかすんで見える。はてさて体育祭までも女性上位ではないか。

大学の先生に聞くと、こちらでも元気よく飛びはね、リードしているのは女子学生だそうだ。しかも成績もいい。ボクの周辺を眺めても、活躍が目立つのは女性だ。火の国の烈女の面目躍如ではないか。もっともこうした現象は熊本に限らず、全国に蔓延しているらしい。平和な時代になると、女性が強くなると言われるから、これはこれでいいか。

それにしても、どうしてこうなったのか。ボクなりに考えてみると、やはり少子化の影響だと思う。一人っ子の息子が増え、家族からネコ可愛がりされる。甘ったれで、自立心も乏しい。おまけにマザコンともなれば、女性化せざるをえないのだろう。そこにいくと一人娘は母親に対抗して育つ。敵は家族内にいるのだから、これは自然と強く勇猛果敢に育っていく。日本の将来が危ぶまれる。もっとも社会人になると、女性は伸び悩み気味になると言われるから、バランスが取れてくるのかもしれない。

さて、我が社内はいかがか。ボクは一切、言及しない。いや、できない。

ヤッちゃんのタメ口

なんだ、我が社内がどうなっているのか…会長の見解をぜひとも聞かせて欲しかったのに。肝心な所で話を終わらせるとは根性のナイ奴め!!

まあ、KABの女性は“コケボウ”をはじめ“肉食系トリオ”など強者揃いというのは(もちろん、みんな愛らしいが!!)このコラムでも周知の事実だから、あえて会長がいうまでもないかもしれない。少なくとも彼女たちには“伸び悩み”なんて言葉は存在せず、会長を踏み台に勢力を伸ばすなど“伸び伸び”という言葉しか当てはまらないはずだ。

オレ様もKABに入社して初めて“女性の強さ”を嫌というほど叩き込まれた。なんと女性に優しい会社だろうKABは。廊下で会った日には道を譲るなんて当たり前で…おっと、これ以上書くとまずいぞ!オレ様が会長の代わりに血祭りになる所だったじゃないか。危うく会長の罠にかかるところだったぜ、ふ~っ(汗)相変わらず老獪な戦術を取るぜ!!