やっと一段落した。新幹線開通一周年、熊本市の政令指定都市スタート、加藤清正公生誕450周年の3つを記念した「城下町くまもと時代絵巻」が3月31日に無事、開催された。前日の天気予報では降水確率80%。一時は絶望的と思われた。しかし、雨は午前中で終わり、午後は晴れると言う予報もあり、実行委員会は「たとえ雨でも決行しよう」と腹をくくった。ボクは雨女のコケボウを社内に監禁するよう業務命令を出した。

そのおかげか、翌朝は9時ごろには、雨もやんだ。インチキ占い師の「ランパツ」は「私が祈ったお陰だ」と吹聴し、ヤッコダコは「日頃の私の行いがよかったからだ」と自慢した。ボクは「そうか、そうか」と頭を撫ぜてやった。単純至極な社員は、ちょっと誉めるだけで、大喜びするものだ。断わっておくが、社員一般のことで、「ランパツ」とヤッコダコのことではない。

まずはJR熊本駅西口での出陣式。広場の周辺には人垣ができ、頭越しにわずかに見えるだけ。それでも自衛隊第8師団の扮する甲冑武者の豪壮さは分かった。芦北鉄砲隊が銃声を轟かせると、余りの迫力に、おもわず飛び上がってしまった。出発を見届けると、直ちに熊本城内二の丸へ。ここも舞台の前は、人だかりの山。奴踊り、花魁行列、山鹿灯篭など次から次に繰り広げられる演舞に、ついつい我を忘れて見入ってしまった。

舞台が終わると、明治・大正の熊本の偉人たち人力車が到着。横井小楠、元田永孚、谷干城、夏目漱石などに扮した車上の人達に、拍手が湧き上がる。続いて甲冑武者隊。ここでの演武はJR熊本駅をはるかに上回り、鉄砲、槍、抜刀などの披露に、周囲を取り巻いた観衆から、声援、拍手、歓声が巻き起こった。一糸乱れぬ武者隊の動きは、まさに感動そのもの。さすが自衛隊と感心させられた。残念だったのは観客が多すぎて、おそらく後ろの人達は、十分、見えなかったのではないか。

あとで聞いてみると、駅から熊本城までの沿道は、観客で埋め尽くされ、溢れかえっていたそうだ。余りの人出に、熊本城内に入るのに、相当、苦労したとか。人力車を引っ張った人は、溢れかえる観衆に、感動させられ、足が震えたそうだ。実行委員会の発表では、駅前、沿道、二の丸を合わせると約20万人が詰めかけたそうだが、決して大げさな数字ではないと思わせた。もちろん、反省すべきことも多かったが、一応、大成功といってもいいのではないか。

後ほど、参加者や観衆から、「来年もぜひやってほしい」と声が掛ったり、メールが届いた。はてさて、来年はどうするか。問題は資金集めだ。今年のような苦労はしたくない。何とか楽に集める方法はないものだろうか。政令都市になった熊本市が本腰を入れてくれればいいのだが。その前に、自衛隊がまた参加してくれるかどうか。詰めないといけない問題が沢山ある。

これから協賛企業・団体への報告お礼まいりが控えている。清算も頭が痛い。昨年、中止になったものの、協賛金の一部はすでに使っている。果たして今回の分も合わせて間に合うか。というわけで今日も朝から協賛金集めに回った。疲れるなあ。

ヤッちゃんのタメ口

どうだどうだ!オレ様の“晴れ男”パワーは凄いだろう!!見事に本番前に晴れさせるとは、オレ様は本当に凄いな。思えばいろいろ取材やロケなどでもここぞと言う時には必ず晴れるんだよ。まあ“天に愛されている”とはオレ様のことを言うんだろうな!

ただ、残念なのは会長がその事をよく理解していないと言うことだ。冒頭の内容をみんなはどう思う?コケボウの“社内監禁”は正しいにしても、逆さテルテル坊主の“ランパツ”を弾劾もせず、オレ様に感謝の言葉を述べないとは…。他の社員の前では多少なりとも立場があるから仕方ないにしても、もう少しオレ様の大切さを実感した方がいいぞ!

まあ、社長様派のオレ様にとってはどうでもいい事なのだが、心が太平洋のオレ様はどうしても弱者に手を差し伸べてしまうんだよな~。いかんいかん、優しすぎるぞオレ様!!
もっとランパツみたいにクールに相手を切っていった方がいいかも…。