このところ体調がよくない。したり顔の社員の中には、会長(快調)をクビになったので不調になったという者もいるが、とんでもない。それでは猛暑に負けて夏バテかというと、それも違う。これくらいの暑さを猛暑ということ自体が弱者の証拠だ。では何故かというと、言うまでもなくロンドンオリンピックのせいだ。つい深夜、早朝までテレビに見入ってしまう。睡眠不足で、体調もおかしくなろうというものだ。なにせ高齢者だけに、次のリオデジャネイロオリンピックまで生き延びるかどうかわからない。ひょっとしたら見納めになるかと思えば、つい熱も入るのだ。

いろんな競技を見て感じるのは、人間の肉体と精神は常に進歩しているということだ。オリンピックがあるたびに、水泳や陸上の競技で、これが限界かと思ってしまう。それが次のオリンピックでは記録が次々に塗り替えられていく。肉体と精神の極限状況が広がっていくのだ。一昔前に比べると、選手たちの体格が一回り大きくなったように見える。さらに泳ぎや走法の新しい技術が研究され、それによって生み出す新記録もあるだろう。肉体の鍛錬とそこから生じる自信が精神力の高まりを産むこともある。いくつもの要素が絡み合って記録が伸びていくのだろう。

選手たちは必ずしも美男・美女揃いというわけでもない。ところが競技を終え、表彰台に上る選手たちは揃って美しく見える。ひとつには緊張感から解放され、ゆとりが生まれたこともある。またメダルを手にした喜びが表情に現れるのだろう。内面の充実感が表に出た時に、輝くばかりの美しさに変わることもあろう。選手たちの表情の変化も、オリンピックの魅力のひとつだ。

観客席の応援団は国旗を打ち振り声をからして声援を送る。愛国心丸出しとも言える。政治家や教育関係者が愛国心を持ち出すことには、別の狙いの下心が見え隠れして、抵抗がある。それがオリンピックの愛国心は作られたものや強制されたものではない。いわば純粋に自然発生的なもので、気持ちよく見ることができる。ひょっとしたらオリンピックは愛国心の一番いい教育の場所かもしれない。国威発揚なんて次元の話になると、ややこしくなるが、日本人の素晴らしさを世界に見せると言う意味なら、すんなりと受け入れられる。

単に勝ち負けや競技をみるだけでなく、オリンピックはいろいろなことを考えさせてくれる。そこにもオリンピックの大きな魅力がある。てなことを理屈っぽく考えながら、今夜も深夜までテレビの前に釘付けにさせられるのだ。ところで競技によっては44年ぶりのメダル獲得というような話が飛び出してくる。

話はかわって、いよいよ高校野球の甲子園大会が開幕した。今年の熊本県代表は皆さんご存じの済々黌だ。こちらも18年ぶりの出場だ。ボクにとっては縁もゆかりもない高校だが、そこは郷土の代表校として、広い心(ヤッコダコがよく使う「広い心」はインチキだが)で、熱く応援してやろう。13日の鳴門高校との第1戦は今から楽しみだ。がんばれ済々黌

ヤッちゃんのタメ口

いや~っ、ロンドン五輪での日本勢の連日の活躍にはワクワクさせられるな。競技史上初のメダル獲得というビッグニュースも良く聞くし、残念ながらメダルを獲得出来なかったが必死に頑張る姿には拍手を送りたくなる。時差の関係で深夜の放送が主となるため寝不足の人も多いかと思うが、相談役のように寝なくてもいい人(年を取ると睡眠時間が必要ないからな。もし眠たくなっても昼間に寝ておけばいいし。)が羨ましいぜ。

そうだ!昼間に居眠りをして仕事をさぼらないように(と言っても仕事があるとは思わないが)チェックしよう。コケボウ愛用の鞭を借りて、居眠りしているようだったら後ろから…おっと、これじゃあ“いじめ”だな。コケボウ(コケの生えた力社員の略)の再来になってしまうぞ。ここは“心が太平洋”のオレ様だから少しぐらいは大目に見てやるか。決して、社長様に「相談役が暇を持て余している」なんて報告に行かないぞ…

口止め料さえくれれば黙っておいてやるぞ。オレ様はなんと言っても“心が太平洋”だからな!!