やはり今年も行ってしまった。熊本・川尻にある瑞鷹の酒蔵まつり。毎年、酒びたりになり、沈没寸前で帰宅する。ひとつ間違えると救急車に乗せられる恐れもある。さて今年はどうするか。一時は迷ったが、ちょうどこの日の午前中、川尻である団体の会議があった。そうなると、顔を出さざるをえない。なんて勝手な理屈を付けて、いそいそと酒蔵に駆け付けた。

酒蔵の前も中も人が溢れかえっていた。後で聞くと過去最高の約7,000人が詰めかけたそうだ。受付の近くにたむろしていると、顔なじみに次々と会った。お酒の方は、招待券で1杯はタダ。2杯目からは1杯100円だそうだが、どういう訳か、あちこちからお酒が回って来る。そこでハタと迷った。顔なじみは4つの集団だが、どこと一緒に呑むかだ。まずは会議で一緒だったグループだが、こちらは1,2杯呑んで引き上げたから、不義理にはならない。

次は「呑み倒れ隊」を中心とした集団。こちらは最後まで飲み食いする覚悟を決めているようだ。呑みっぷりも、けた外れだ。もうひとつは川尻が地元の集団だ。こちらは顔が利くだけに、おつまみやお酒の差し入れが何処からともなく舞い込んでくる。最後はロータリーなどで知り合った仲間だ。それぞれが離れた場所に陣取っている。さて「食意地」でいくか、「色気」(まだかすかに残っている)を選ぶか、「酒乱」一筋で飲みまくるか。選択に迷い、心が乱れる。

結論は、各集団、グループをはしごして回ることだ。ある集団で1,2杯呑み、おつまみを多少、食べる。ころ合いを見て「ちょっと喫煙してくる」と言い訳をして、次のグループに移る。これを順次、繰り返せばいい。なに基本的には酔っぱらいの集まりだから、少しぐらい「喫煙」時間が長くなっても、気にかけるものはいない。お開き近くになって、最後は酒蔵近くの地元集団の実家に。そういえば昨年も他人の実家に転がり込んで、ドンチャン騒ぎをしたっけ。

「呑み倒れ隊」は仕上げを「うなぎだ」と騒いでいたが、うなぎ屋はまだ開店前。「どうやって時間を潰そうか」と悩んでいる。ボクは酔っぱらった勢いで、この連中まで、勝手に地元集団の実家に呼び込んでしまった。恐らく実家の人達は驚き、呆れたことだろう。ひょっとしたら来年は実家には鍵が掛っているかもしれない。ここでしばらく時間を潰してうなぎ屋へ繰りこんだ。ここのうなぎは相当、美味かったような気がしたが、酔眼朦朧として、記憶は定かではない。ただし念のために言っておくが、二日酔いには全く縁がなかった。やはり「はしご」の効果かもしれない。

翌日、KABの敷地内にあるヤマザクラがほころび始めた。今年のサクラは例年より早く咲くかもしれない。そうだ、次は花見の宴だ。今年はまだ5つの花見の話しか来ていない。幸いなことに日程は重なっていない。別にボクが頼んだ訳でもないが、はしご酒する必要もないわけだ。しかし、あと2,3の話が持ち込まれるような予感もするし、最後はどうなるか。まあ、その時はその時だ。

ヤッちゃんのタメ口

なんともったいない!川尻のうなぎと言えばオレ様の大好物なのに、その味を覚えていないとは!!オレ様の日頃の労をねぎらうためにお土産に持ってくればいいのに…(怒)

酒をほとんど飲めないオレ様には、残念ながら酒蔵での楽しみといえば“建物”と“雰囲気”を楽しむだけだが、そんな文化的な空気を抜きに団体を廻ってのはしご酒を楽しむとは相変わらずの酒豪ぶりというか、顔が広いというか…(汗)

毎年この時期のコラムで書いているようだが、間もなく相談役にとっての年間最大行事“花見”がやって来る。この原稿をオレ様に渡しながらも、すでに花見のことで頭がいっぱいのようでオレ様の問いかけにも上の空で答えていた…(汗)

ちなみに、KABの桜だがここ数日の陽気で一気につぼみが膨らんだ。春が近いんだな~と桜を見ながらしみじみ思ってしまった。オレ様がここに登場するのもあと3回だしな…

桜

※KABの桜。3~5分咲といった所だろうか?