このところ変な道楽(?)にはまっている。庭先で小鳥達の餌付けを始めたのだ。春先にが飛来したのがきっかけ。寒ツバキの蜜をナメに来たらしい。鳴き声はチッチッチとまだ幼い。こいつらを手なずけたら楽しいだろう。ところがホーホケキョと鳴き出したなあと思ったらいなくなった。どうやら山に帰ったらしい。

それでもエサを撒いていれば戻って来るかも知れない。そう期待して始めた。ところが寄ってきたのはスズメキジバト。スズメも最初は2,3羽だったのが、あっという間に増えて、最近では6,7羽の群れが3グループ前後、入れ替わり立ち替わり来るようになった。キジバトも2羽のカップルが3組、べつにチョンガーが2,3羽来る。初めのころは窓際でちょっと動いただけで、一斉に逃げ出していた

ところが慣れたのか、縁側に出ても、フンと言った感じで、エサを食べ続けている。中には縁側近くまで催促に来るのも出てきた。朝起きてカーテンを開けると、スズメたちが庭木、塀、前の家の屋根などに群がっている。段々、可愛くなってくる。よく見ていると、みんな同じでなく、なかなか個性も出ている。キジバトの間に割り込んで、ひたすらエサを突くのがいるかと思えば、木の枝に止まったままで、警戒心むき出しのもいる。勇敢なのは小ぶりが多い、多分、まだ若くて恐れを知らないのかもしれない。

実は東京にいたころ浦安市の自宅で餌付けをしたことがある。この時はスズメが集まり過ぎて、ちょっと怖くなった。中には足元まで寄ってきてエサを催促するのまで出てきた。ある朝、前の家の屋根を見ると、隙間なくスズメたちが並んでいる。この時、糞害で近所に迷惑を掛けているのではと気付き、餌付けを止めた。今の家は、前が空き家なので、その心配はなさそうだが、そのうち近所から文句が出てくるかもしれない。

もうひとつ、餌付けが自然の秩序を乱す恐れはないか。エサが手軽に手に入るとなれば、ドンドン、スズメたちが増え続けるのではないか。そんな心配もある。一旦、中止して、エサが手に入りにくい冬場だけにするという手もある。単に餌付けといってもいろいろ考えさせられるものだ。そのうち専門家の意見も聞いてみよう。まあ、今のところは当分、続けて様子を見てみよう。

えっ、なぜ小鳥たちを集めるのかって。社員の中には「会社では相談役のそばに社員たちが誰も来ないので、その代償措置としてやっているのではないか」と勘繰っているのもいる。とんでもないことだ。スズメのように可愛い社員は皆無だ。のさばり過ぎた社員を見るのもウンザリする。だいたい飲ませ食わせしても、みんなアナゴ社長派に鞍替えした。あれは食い逃げ、飲み逃げではないか。スズメの方がよほど恩義を感じているように見える。さらば社員よ。小鳥たちはやはり可愛いなあ。

ちょっと話は脱線してしまった。別にこんな話をするために餌付けのことを持ち出したわけではない。ボクの充実した人生と、知性・教養に溢れた日常生活の一コマを紹介しただけだ。決して誤解しないでほしい。ところでこのコラムの後書きは誰が書くのだろう。アナゴ社長の御機嫌を損なうのが怖いので、誰もいないとか。世も末だ。

S姉さんのひとこと

あらあら、社員が誰も寄り付かないから、せめてスズメでもと思って餌付けを始められたとは…。哀れで涙がチョチョ切れますね。

みなさま、お久しぶりです。以前、コケボウ姉さんと一緒に広報を担当していたS姉さんです。しばらく修行の旅に出ておりましたが、この度、出戻ってまいりました。
前回は、初めて「時代絵巻」に触れて感動した「チャンマツエモン」にあとがきを乗っ取られましたが、無事、奪回に成功しましたので、今後、よろしくお願いいたします。

ところで、相談役、私もハトを捕まえたことがあるんですよ。
庭先に来るハトの愚鈍な動きっぷりを見て、ザルにつっかえ棒を立てて紐をつけ、エサに米を撒いて待ったところ、見事に捕まりました!もちろん、その後、放しましたけどね。
こうしてみると、私たち、案外、似た者同士かもしれませんね!?
これから、お手柔らかにお願いします^^