あっという間に5月に入った。早くも初夏の香りが漂ってくる。そうだ阿蘇・久住に新緑を楽しみに行こう。というわけで出かけた。ところがミルクロードを登っていくと、中腹以上は新緑どころかまだ枯れ山。それでも早春の草花を探そうと、野草園をハシゴすることに切り替えた。まずは大分県・九重町の「くじゅう野の花の郷」へ。ところがここも草が萌えだしたばかりのように見えた。

それでも諦めずに歩き回ると、初めてお目にかかる野草が沢山、見つかった。まずはシラネアオイハート型の大きな葉っぱの切れ目のところに7cmほどの淡い紫の花が咲き誇っている。まるで葉っぱの上に直接、4枚の花弁を乗せたような感じだ。その美しさから山芙蓉とか春芙蓉とか言われる。その花が群生しているのだ。

季節的にもう遅いと思っていたカタクリの花だったが、それでも10輪ほど咲き遅れた花が見つかった。カタクリの群生の真ん中に黄色い花が咲き乱れている。大きさはカタクリの2,3倍で、形はカタクリにそっくりだ。一本の花茎に2,3輪咲いており、相当派手だ。もちろん初めて見る。キバナカタクリとか西洋カタクリとかいうそうだ。花の形が傾いた籠に似ているのでカタカゴと言われていたのが訛ってカタクリとなったという説もある。

次は産山村の「ヒゴタイ公園」へ。ところがここは閉園中。中に入ってみたが、何もなく退散した。そこから根子岳の北を回って高森町の「阿蘇野草園」へ。こちらは麓に近いせいか、かなり草が生い茂っていた。その中でかなり目立つ黄色の花があった。ヤマブキソウだ。ヤマブキの花にそっくりだが、花弁が1枚少なく4枚だ。開花すると間もなく花が落ちるので、見つかったのは幸運だ。その近くにカノコソウの蕾も見つかった。ピンクや白の小さな花の集合体で、全体は淡紅色のようだ。満開になると鹿の子模様に見えることからこの名前になったそうだ。

ホウチャクソウにもお目にかかった。名前そのものも初めて聞いた。ユリ科で、茎の途中に緑掛った白い筒状の花が2,3個ぶら下がっている。先端にいくほど緑色が濃くなっていく。愛らしいというか可憐というか、地味で人目につきにくい。ホウチャク(宝鐸)というのは寺院の軒先の4隅に吊り下げられた大型の風鈴のような飾りのこと。ぶら下がって咲く花の形がよく似ているということから名付けられたとか。どうやって連想したものか、不思議に思える。それにしても早春の山中で、思いもかけない珍しい野草を見つけることができた、これも日頃のボクの身持ちがいいからだろう。えっ野草と女性のどちらに関心があるかって。いうまでもないことだ。

さてコラムの担当者はS姉さんに正式に決まったようだ。先週の後書き上々の出来だ。もし注文をつけるとすれば、もっと手厳しいほうが好ましい。甘すぎる内容だと、(サド・加虐趣味)の名前が泣くぞ。念のために言っておくが、ボクは決して(マゾ・被虐趣味)ではない。前々任者のコケボウのような品に乏しいユーモアは求めないが、負けないくらい頑張ってほしい。陰ながら応援している。

S姉さんのひとこと

ま~、今度は、野山の散策ですか。時間に余裕のある方はうらやましいこと。
社員も小鳥も近づかなくなって、とうとう草花を相手にすることに決めたんですね(涙)

私は、GWは、県民百貨店で開催中の
「みんなのねこ展」に行ってきます!
50匹のねこちゃんが私を待っている~♪珍しいねこちゃんもいるって♪♪
えっ!?それじゃ、自然相手に過ごす独居老人と変わらないって!?一緒にしないでほしいわ!!

ところで、相談役、「S姉さん」の「S」は、「サド・加虐趣味」の「S」じゃありませんってば!仮にも相談役のコラムに難癖つけるとか、そんなことはもちろんできません!!
だって、「S姉さん」の「S」は、「しとやかで素敵」の「S」なんだも~ん^^