ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまった。前半は山野草を探索し、知り合いのゴルフコンペに参加するだけで終わった。そのコンペだが、ボクは女性3人と組まされた。男性たちは憐れみの目付きでボクを眺めていた。何かの懲罰でゴルフをやらされているのか。いやいや人畜無害だから女性をあてがわれたのだろう。どちらにしても可哀相にという眼差しだ。たまたま偶然にこんな組合せになる訳はないが、「何故か」と聞く勇気はなかった。

さて後半は、ちょうど真ん中に法事が入っていたので、旅行や遠出することもできない。そこで長年の念願だった我が家の整理に取り組むことにした。なにしろ10年ほど前、東京から移住してきた時、荷物を整理しないままになっている。昨年秋、両親の家を建て換えた時も、その荷物を運びいれている。押入れから衣装入れや書類箱を引きずりだした。中身は驚くほど不要の品物や書類だらけ。とにかくみんな捨てることにした。少しでも「もったいない」と思うと、整理はできない。この際、多少の思い出の品物ともおさらばすることにした。

2日後、ボクの部屋の押し入れから半分近くがゴミとホコリになって整理された。何となく人生の再出発のような気持ちがしてきた。やはり過去にとらわれていてはいけないのだ。なんて理屈をこねることもない。要するにボクは優柔不断で、物事の整理もできない怠け者だというだけのことだ。残りの人生も短くなった今、身辺の整理ができてよかった。連休サマサマだ。弟たちに見つかると「いよいよ再婚の準備か」なんて誤解されかねないので、黙っておくことにした。

法事は亡妻の母の49日で、佐賀であった。午前中にあるというので、有田の陶器市にいくという人の車に途中まで便乗させてもらった。高速道路が渋滞していないか心配だったが、さほどでもなかった。帰りは息子の車で、昨年春に完成した嘉瀬川ダムを見に行った。法事のあったところからダムまでは新しい取り付け道路を通ってあっという間。高さ97mのダムは新しい観光資源として沢山の車が訪れていた。眼下に広がる新しい湖はそれなりに美しかった。これまた連休の恵みだろう。

子供たちが小さい頃は、渋滞や人ごみもさほど気にならず、どこにでも出かけていた。ほとんどが数日前になり「どこか行こうか」と、宿泊地を探しては即断即決。思い付きもいいところだが、子供達は喜んで(?)ついてきた。はっきりいうと「行き当たりばったり」ということだ。行楽だけではない。出張の時も、時間表も調べず、大体の時間を見計らって出かけていた。それでいて会議の時間に遅れるなどということはなかった。いまだにこの習性は直らない。どうも「行き当たりばったり」人生「計画性ゼロ」というのがボクの病気かもしれない。変なことを思い出したのも連休のお陰かなあ。この年になると、直そうと思っても治らないだろう。

ところでS姉さんは連休をどう過ごしたのだろうか。まさかのらりくらりの暇つぶしということはないよね。

S姉さんのひとこと

老い先短い人生、とうとう身辺整理を始められたのか、と思いきや、「人生の再出発」だの「再婚の準備」だの、なかなか前向きですね。いわれるまで考えもしませんでしたよ…。

相談役の「行き当たりばったり」は、前々回のコラムでもよくわかりましたが、まさか、家族旅行も出張もその調子だったとは…。確かに、旅行は、臨機応変、計画なしもまた楽し、ですが、仕事はどうでしょう。今まで遅刻がなかったのは単に運がよかっただけ!時刻くらい調べることをおすすめします。という私も、先日の東京出張の折り、無事目的地に辿り着けるのか心配した上司に「とりあえず東京に着けばなんとかなるんじゃ?」なんていってあきれられたクチですが^^;

ところで、私の連休の過ごし方、そんなに気になられますか?まさか、そんなに寂しがられるとは思いもしませんでした^^今度はちゃんとお誘いしますね!