今月も残すところあと数日。早くも師走の足音が聞こえてきた。それにしても月日の経つのは早い。というか早すぎる。余命が短くなるほど時間の経つのが早くなる。「経時短縮の原則」というらしいが、本当かどうかは知らない。「佳人薄命」ともいうし、まあボクの寿命もそんなに長くないということか。この分で行くと今年もあっという間に終わってしまうだろう。

時間の経つのが早くなった原因は別にもある。とにかくやたらと多忙なのだ。特別顧問という肩書になって以来、「お前はヒマだろう」とやたらと誘いが掛って来る。いろんな団体などから「役員をやってくれ」だの「会合に出てくれ」だのいって来る。別にボクは多忙なのを自慢しているわけではない。なにせ誘いを掛ける人達の表情には、ボクに対する憐愍(れんびん)の情が覗える。どうやら「かわいそうに何もやる事がないのだろう」という憐れみの心から誘っているのに違いない。

他人から憐れみを受けるほど情けないことはない。断乎として断ればいいのだが、小心者のボクには、とてもそんな勇気はない。言い方を変えれば、「どうせ暇だし、お付き合いするか」という気持ちがあるのも事実だ。昔風に言えば「小人、閑居して多忙になる」てなものか。

誘われるのは仕事がらみやボランティアみたいなことだけではない遊びの誘いも多い。一番多いのはゴルフだ。少し涼しくなってゴルフのシーズン到来とともに、あちこちから誘いが掛って来た。もっともこちらの方は憐れみからではなく、ボクが下手なのを承知の上で、「あいつとゴルフをやると優越感を感じる」という不純な動機からに違いない。こちらは極力、お断りしているが、それでも週に1回ぐらいは付き合わざるを得ない。そのたびに劣等感に苛まされて帰宅する。

酒席の誘惑もひんぱんだ。先週、先々週の平日は連日、続いた。パーティー、打ち合わせ、顔繋ぎなど形は様々だが、ワインや日本酒は付き物。さすがに酒量は激減。9時過ぎると眠くなってくる。もちろん2次会に顔を出すことはほとんどない。焼酎は水で3倍ほど薄めて飲む。ワインは1本以内に収まるよう、努力している。酒席の誘いがない時は、どうするかというと、ボクから声を掛けて飲み会をセットする。そう、誘いがあろうとなかろうと、飲んでいるのだから世話はない。

さてこれから本格的な忘年会のシーズン。予定がドンドン入って来る。中には「押し掛け忘年会」と称して、我が家に集団で乗り込んでくる輩もいる。今年の正月にも10人から20人の「押し掛け新年会」を3,4回開いた。そのたびにボクは料理の腕を振るわざるを得ないが、無意識のうちにボク自身が一番、待ち望んで、楽しみにしているのかもしれない。

まあ、要は自業自得、自作自演で多忙のフリをしていると言われても仕方がないか。そうそうS姉さんも我が家で忘年会をやりたがっているようだが、数人集まるのなら開いてもいいぞ。おっと、これは単なるリップサービスだ。

S姉さんのひとこと

本当に、月日の経つのは早いこと!余命短くなくても感じます…^^;
それにしても、顧問の多忙は、ゴルフだ、酒だとなんだか楽しそうでいいですね。
こちとら、正月を迎えるためには、やることがいっぱい!!
ヒーヒーいいながら、頑張ってます。
こんなに頑張ったら、きっと、おいしいごちそうが待ってるんだろうな。
ハムも手作りされると聞きましたし、ワイン片手に私もお邪魔しま~す^^