消費税アップし、テレビでは直前まで買いだめる客の様子を映していた。3%のアップとはいえ、庶民にとっては余計な出費になるのだから、当然のことかもしれない。タバコももちろん値上がりする。前回の値上げの時は大量に買いだめして社員たちの顰蹙(ひんしゅく)をかった。さて今回はどうするか。もちろん値上げを機に禁煙するという手もある。

そこで友人の数人の医者に聞いてみた。「すぐ止めなっせ」と言ったのは一人だけ。「いまさら止めてどぎゃんすとな。肺の中と腹の中の黒かつは手遅れで、死ぬまで治らん」と二人が言った。ボクの腹黒さはKAB内では周知の事実だが、喫煙のせいではない。恐らく生まれつきのものだろうが、やはり治しようがないということか。別の3人は「タバコば止めて、イライラしてストレスを溜めた方が病気になりやすい」だって。ということで禁煙は自信を持ってしないことにした。

禁煙しないのには別の理由もある。このごろの禁煙運動のあり方疑問を持っているからだ。どこの学校も病院も「敷地内禁煙」にしている。禁煙法に基づく措置だろうが、どう考えてもおかしい国が認めて販売し、多大な税金も徴収しているのに、煙草を吸う場所を認めないとは自己矛盾ではないのか。例えば熊本市に入るたばこ税がいくらかご存じだろうか。一説によると年間50億円と言われる。事情通に確かめたところ、正確には54億円だそうだ。多大な財政的貢献をしているのに、熊本市の喫煙家に対する態度は冷たい。街中での喫煙を禁止するなら、他人に迷惑のかからない喫煙所を整備してもらいたいものだ。いまでもいくつかはあるが何せ場所が少なすぎる

もちろんボクだって乳幼児にとって喫煙が害を及ぼすであろうことや、密室での喫煙副流煙の被害を生じるであろう事は認める。それならば分煙を徹底させ、喫煙室で喫煙できるようにすればいい。煙草の煙は良くないと言われるが、PM2.5黄砂車の排気ガスと比べると、どちらの被害が大きいかは言うまでもないだろう。JR名古屋駅に行くと、駅構内はもちろん駅周辺にも煙草を吸う場所がない。逆に新千歳空港に行くと、見晴らしのいい場所に喫煙所があり、立派なソフア―に座ってゆっくりと煙草を吸える(一年半前はそうだった)。どちらが喫煙家の人権尊重しているか

そうです。ボクが禁煙しないのは喫煙家の人権を守るためなのだ。大げさに言うと、これは人権闘争なのだ。それはともかく煙草の買いだめをどうするか。以前は50カートン買い占めたが、年金生活ともなると、そんな資金はない。というわけですでに20カートン買い占めてある。これで幾ら儲かるか分からないが、金銭が目的ではない。愛煙家の心意気を示しただけだ。

いまや、まさに春ランマン。サクラの舞い散る郊外で、携帯灰皿を持って、心ゆくまで買いためた煙草を吸おう。だれに文句を言われる筋合いもない。このコラムが気に食わないのなら、ボクにではなく、S姉さんに言ってくれ。ちなみにS姉さんも禁煙家だから話は合うかもしれない。

S姉さんのひとこと

え?桜舞い散る郊外で煙草、ですか!?嫌煙家の私からしたら信じられません!!
美しい景色、美しい空気の中で、なぜ、わざわざそんなことをする必要が??
そんな中で吸う煙草だからこそ、より美味しいのでしょうか?
全く理解できません…。
でも、吸うも吸わないも個人の自由、ですからね。私が煙草を嫌いなように好きな人もいるわけで…。それだったら、お互い迷惑をかけない分煙に大賛成です!!
お互いストレスなく暮らしたいものですね。