我が家の庭狭くて、いわゆる「ネコの額」と言われるぐらいだ。いろんな樹木を植えているが、一雨毎に葉先が伸びてくる。むさ苦しくて風通しも悪くなる。そこで庭師さん手入れをお願いした。一度、下見をしてもらい、「来週か、再来週にはお伺いします」と約束してもらった。ところが、それっきりナシのツブテ。堪り兼ねて連絡したところ、「風邪ひいてを飲んでも治らず病院に行ったら肺炎と診断され治療中です」という返事。これは仕方がない。治療が終わるまで待つしかない

樹木は仕方がないが、雑草が生い茂って、廃墟のようになってきた。おっといけない。昔、植物に詳しい人から「雑草という草はない。どんな草にも名前がある」と教えられた。そこで庭先の草を調べてみた。まずはスベリヒユ。夏場に小さな黄色の花をつけ、赤っぽい茎を伸ばしてどんどん繁殖する。畑作の害草として嫌われているが、東北地方では健康食品として食べられてもいる。

細長い穂先が可愛らしいのはエノコログサだ。穂先が犬のしっぽに似ているところから「犬っころ草」と呼ばれていたのがなまったものだ。穂先をネコの前で振ってやると、ネコがじゃれ付くところから別名を「ネコジャラシ」ともいう。一輪挿しに1,2本の穂先を飾ってみると、それなりに風情がある。ツユクサ薄紫の可憐な小花を咲かせ、好きな人もいるはずだが、なにせ地下茎を伸ばして、どんどん増えるので嫌われる。

もっとも嫌われるのがヒメジョオン(姫女苑)。草丈があっという間に1m前後まで伸びて、上の方に白色薄紫小さな花たくさん咲かせる。もともと外来種で、鉄道の路線沿いに増えてきたことから鉄道草ともいわれる。なにせ1本で4万7000個以上種子ができ、その寿命35年もあり、繁殖力は驚異的。駆除も難しく「侵略的外来種」と言われる。少しでも空き地があるとはびこり、見た目にも荒地らしくなるので、地方によっては「貧乏草」ともいわれる。

どの草も、みなさんどこかで見たことはあるはずだ。そこでいよいよ草むしりだ。庭先には蚊が多いので、靴下、長ズボン、長そで、首にはタオルを巻いて防護策は万全。念には念を入れて、殺虫剤これでもかというぐらい散布した。ただでさえ猛暑なので暑いこと。汗が全身から噴き出してくる。中腰での作業なので、足腰も痛くなってきた。このままでは熱中症で倒れるに違いない

なんて心配になるころ、庭の手前の部分の草はほとんどなくなってきた。そのころから全身むず痒くなってきた。よく見ると靴下や服の上にが止まっている。服の防護策はほとんど役に立っていない。殺虫剤は名ばかりなのか。それとも我が家の蚊どもはボクの血でもごちそうに思えるほど飢えているのか。

慌ててシャワーを浴びると、ほぼ全身に蚊から刺された跡があった。痒み止めを塗ったが、気休め程度だ。こうなると出社して社員たちの相手をしていた方がまだましだ。いやボクは社員たちを蚊なみだなんて言っているのではない。蚊よりまだましだ。と言いたいわけでもない。いろいろ気を使うなあ。やはり草むしり専門家に任せよう

S姉さんのひとこと

まぁ、この暑いのに、庭の草むしりですか?
昨年は暑い中のゴルフの特訓。よっぽど、暑いところがお好きなようですね。
こんな暑い日は、会社の中で涼むに限ります。大量の仕事に、冷や汗が出てきますよ^^;
それにしても、社員が“蚊よりマシ”とは、なんということでしょう!決して、血を吸ったりしませんから、もっと安心していただきたいものです^^