開催日時
平成19年10月3日(水) 10時30分から12時00分まで
開催場所
熊本朝日放送3階会議室(熊本市二本木1丁目 5番12号)
委員の出席
委員総数10名/8名欠席
(出席委員)
嵯峨一郎 委員長/勇知之 副委員長/鹿瀬島正剛 委員/田中力男 委員/森義臣 委員/黒木千代子 委員/白瀬久美子 委員/フェレロ恵美 委員
(欠席委員)
桑原たか子 委員/中村幸子 委員
会社側出席者
馬郡昭彦 報道制作局長/伊東謙一郎 編成業務局長/入山義孝 事務局長
議題
(1)課題番組についての意見交換
   「放送番組全般について」フリートーク
(2)平成19年11月の編成報告
(3)次回課題についての説明
   「サタブラスペシャル『元気フェスタ』」
(4)次回開催予定
   平成19年11月7日(水) 午前10時30分から 熊本朝日放送3階会議室
(5)審議会に対する諮問・報告
   放送番組に関して申し出のあった苦情、その他意見の概要(報告)
(6)その他

(配布資料)
   ・タイムテーブル(7月~9月)
   ・平成19年11月の単発編成予定表
   ・視聴者応答記録(平成19年9月1日~19年9月30日)
議事の概要
今回の放送番組審議会は「放送番組全般」について意見を交わした。

主な意見は次の通り。

・自社制作番組の「ふるさと情報局」は、セットも変わり、雰囲気が良くなった。司会の徳永アナの進行のうまさに加え、ポジションを変えたことでゲストが和やかな雰囲気になり、親近感をもてる番組になった。

・報道、情報番組については朝日系列が断然良い。司会者やゲストの人選も良く、その真摯な姿勢と深い取材による構成のため、他系列より高い信頼性を得ている。

・スーパーモーニングの鳥越キャスターが鹿児島の選挙違反事件に関して、関係者の名前も挙げるとして警部だけでなく、署長の名前も出すという勇気ある報道をした。これなどは局の方針というより、携わる人の個人力、信念が生み出したものだろう。

・キー局をメーカーとすれば、商品である番組はみな似たようなものばかりだ。視聴率を上げるため受けを狙った商品や、偽の商品を作ればテレビの未来はないだろう。メーカーとしての理念を持たなければならない。

・最近のテレビ番組は唯一の指標である視聴率を絶対視しているためか、大衆迎合主義に陥っている。低視聴率や抗議電話を覚悟の上で別の対抗軸的な番組を企画出来れば、テレビが尊敬されることになるだろう。