開催日時
平成22年10月6日(水) 10時30分から12時00分まで
開催場所
熊本朝日放送3階会議室(熊本市二本木1丁目 5番12号)
委員の出席
委員総数10名/全員出席
(出席委員)
嵯峨一郎 委員長 / 勇知之 副委員長 / 森義臣 委員 / 田中力男 委員 / 中村幸子 委員 / 吉崎輝喜 委員 / 黒木千代子 委員 / 白瀬久美子 委員 / 渡邉剛 委員 / フェレロ恵美 委員
会社側出席者
植田義浩 代表取締役社長 / 黒田礼次郎 編成業務局長 / 伊東謙一郎 報道制作局長 / 山森英雄 報道制作局報道担当部長 / 荻清次郎 事務局長
議題
(1)課題番組についての意見交換
   「放送全般について」
(2)平成22年11月の編成報告
(3)次回課題番組についての説明
   「やじうまテレビ!~マルごと生活情報局~」
(4)次回開催予定
   平成22年11月10日水曜日 午前10時30分から 熊本朝日放送3階会議室
(5)審議会に対する諮問・報告
   放送番組に関して申し出のあった苦情、その他意見の概要(報告)
(6)その他

(配布資料)
   ・タイムテーブル(10月~12月)
   ・平成22年11月の単発編成予定表
   ・視聴者応答記録(平成22年9月1日~平成22年9月30日)
   ・「やじうまテレビ!~マルごと生活情報局~」番組資料
   ・BPO報告
   ・嵯峨委員長全国番組審議会発言要旨リポート
議事の概要
今回の放送番組審議会は「放送全般」について意見を交わした。

主な意見は次の通り。

・本来の公正公平報道を逸脱して、警察や検察の発表に流された報道になってしまっている。ニュースを取り上げる選択基準や誰を対象にどのような目的で放送しているかわからない。ニュースのワイドショー化が一層進んでいるので、報道の正確さを検証してほしい。

・番組改編期の特番の内容が、各局横並びで見る気を無くすので、もっと斬新なアイデアを出すなど各局に独自のコンテンツを求める。

・テレビは他メディアに対し、情報の操作性や影響力が強いため、視聴者に与える役割と責任をより考えてほしい。国の中枢の信頼が崩れている時代だけに、メディア独自の役割、立場を理解した存在意義が大切になっている。

・テレビの持つ仲間や家族と共有する時間を充実させるという効果を活かし、家族や地域とのつながりが希薄になっている昨今、国民がより強固につながる手段としての活用を高めてほしい。

・最近の裁判や事件を取り上げる番組について、被告が有罪かのように情報を誘導する怖さがある。すぐ犯人はあの人じゃないんだろかといったような風潮になる。視聴者に与える役割と責任を本当に考えてもらわないといけない。