地上デジタル放送を受信するには、いくつかの注意点があります。ここでは、地上デジタル放送を快適に視聴するために注意しなければならないことをお伝えします。

地デジ対応テレビやチューナー、レコーダー等を購入すると『B-CASカード』が付いてきます。これは、著作権保護の観点から導入されたもので、受信機1台につき1枚のB-CASカードが必要です。
地デジを視聴するためには、このB-CASカードを必ず挿入してください。
B-CASカードについてはこちら
B-CASカードを挿入した後にしなければならないことは、受信機の“初期設定”です。テレビを設置しているところの郵便番号などの情報を入力します。この初期設定がされると、受信機が必要な情報をキャッチしてくれるようになります。但し、この初期設定は地デジの電波が発射され、必要な情報が送信されているときに行わなければなりません。
受信機をネットと接続することによって、自ら情報を発信していくことができるサービスで、地デジのメリットの1つにも挙げられます。ただし、これは電話回線等を使って受信機をネット接続しなければ、通信することはできません。
また、一部のIP電話やISDN回線など、接続に注意が必要な回線もあります。
デジタル放送は一度にたくさんの情報を送信するため、情報を圧縮したり信号を変換させて電波にのせます。例えば、ふとんを仕舞うときに圧縮袋に入れてコンパクトに収納し、使うときに袋から出して元に戻すような感じです。手間や暇がかかりますが、そのまま仕舞うよりたくさんの布団が仕舞えますね・・・。そうやって、各受信機で受信されたデータは、また元の形に戻されてテレビへと映し出されるのです。その変換時間や信号の処理時間(手間暇)が“遅延”となるのです。チャンネルを変える場合にも“一呼吸おいた感じ”で切り替わります。
例えば、大晦日のカウントダウンを観るとなると、実際の年越し時間とは若干の差が生じてしまうことになりますね。タイムスーパーと呼ばれる時刻表示などは、遅延を考慮して、できる限り実際の時刻に合うように調整をしています。
地デジでは、映像や音声の他にデータ放送や字幕放送などのデータも一緒に送受信できるようになりますが、その他にテレビやそれに付随するもののプログラムを送信し、これらをテレビが受信してプログラムの更新をすることが可能になります。これはテレビの電気を切った時点で、テレビが自動的に作業を開始するのです。そこでコンセントを抜いたり、主電源で電気を切ってしまうと、その作業がされないこともあります。出張や長期の外出などで、安全や節電のためにコンセントを抜くことも大事ですが、プログラムの更新などのためには、コンセントは抜かずにテレビの電源はリモコンでOFFすることが必要な場合もあります。
地デジが始まると、テレビやそれに付随するもののプログラムを、テレビの電波を使ってアップデートすることが可能になります。これは電源を切った時点で、テレビが自動的に作業を開始するのです。そこでコンセントを抜いてしまうと、その作業は成されなくなり、さらに、せっかくテレビが持っている情報さえも消えてしまい、初期設定をし直さなければならない恐れがあるのです。
“恐れがある”なんて書くと、おどろおどろしいものですが、テレビの主電源を消しても、コンセントを抜かなければ、何も心配することはないのです。
地デジを快適に利用するためには、上記の点で注意が必要です。
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