東日本大震災から早くも1年が過ぎた。大震災についてはいろいろ訴えたいこと、書きたいことが山ほどある。しかし、それは別の機会にする。今回は、ちょうど1年前に九州新幹線全面開通を記念して企画した時代絵巻についての話だ。準備万端、整ったところでの大震災。当然、時代絵巻も中止になった。

一時は昨年の秋にやろうという話も起きた。それよりも今春には新幹線開通1周年を迎える。さらに熊本市が政令指定都市になり、加藤清正公生誕450年と3つの記念すべきことが重なるので、3月31日(土曜日)に開くことになった。もちろんボクが決めたのではない。熊本青年会議所の人達を中心とした実行委員会での決定だ。世間的にはKABの主催のように受け止められているが、KABは単なる世話焼きの黒子にしか過ぎない。

圧巻は何と言っても俳優の藤岡弘、加藤清正公に扮し、陸上自衛隊第8師団の精鋭200人の甲冑部隊と芦北鉄砲隊を率いる武者行列だ。先頭は自衛隊の第8音楽隊。威風堂々とした隊列は観客を魅了するはずだ。正午にJR熊本駅新幹線口で出陣の儀を行い、1時に出発して2時に熊本城二の丸に到着して、そこでいろいろな演武を披露する。行列には「維新の群像」と題して横井小楠、夏目漱石、徳富蘆花など明治・大正の肥後の偉人たちが20台の人力車に乗って行進する。これも見もののひとつだ。出陣式の前には地元の子供たちが「春日おてもやん」、「風流街(ふるまち)すり鉢」を披露し、可愛らしさで色どりを添える。

一方、二の丸の特設舞台では、正午から県警音楽隊の演奏が始まる。続いて「城下町くまもと踊り~雅と唄と踊り競演」が行われる。熊本の華やかな伝統芸能を元に、花魁道中、黒留め袖組、奴さん、花笠組など、総勢800人前後の綺麗どころが舞台一杯に展開する。これまた見逃せない。とにかく行列も舞台も豪壮、絢爛、風流づくめといっていい。

ボクらの夢は、こうした時代絵巻を繰り重ね、熊本の大きな観光資源に育てることだ。甲冑武者行列といえば新潟県・上越市での(上杉)謙信公祭で例年、行われているが、こちらは全国から2,30万人の観光客が詰めかけるそうだ。時代絵巻もそうした将来の夢を持っている。そうなるためには、今回、なんとしても成功させないといけない。来年以降のことは今年、盛り上がるかどうかにかかっている。

なんてカッコウいいことばかりいったが、舞台裏はテンヤワンヤだ。まず協賛金が若干、不足する。熊本県、熊本市をはじめ多くの団体・企業・個人の方々から、巨額の協賛金を頂戴した。昨年の開催だったら、それでよかったが、すでに準備に使った資金もあり、今年はヒヤヒヤなのだ。千円、二千円でもいい皆様方のご協賛をいただけないものか

もうひとつ、沿道警備や会場整理などのためにボランティアも募集している。こちらも多ければ多いほど助かる。四時間程度、手助けしてくれる人はいないものか。協賛金とかボランティアとか、いささかカッコ悪いが、背に腹は代えられない。要は皆さんのご協力があれば、その分だけ盛り上がるというものだ。どちらも連絡は「城下町くまもと時代絵巻事務局」(096-359-9051)へお願いします。

ヤッちゃんのタメ口

オレ様と会長は“宿敵”のような間柄だが(オレ様は意識していないのだが、どうも会長が強く意識しているようだ…)“時代絵巻”を盛り上げたいと言う気持ちはオレ様も同じだ。かつて戦国時代にライバルとして覇権を争っていた“武田信玄”と“上杉謙信”。食糧問題で苦しでいた信玄に謙信が塩を送ったと言う逸話が残されているように、社長様派であるオレ様も会長に塩を送ってやろうじゃないか!微力ながら、広報担当の細谷に言って(奴はオレ様の配下だ!)PRに協力させよう。確かに、会長が言うように時代絵巻が成功すると熊本がもっともっと活気づき、多くの人が訪れるようになるはずだ。オレ様も熊本に来て20年が過ぎたが、本当に素晴らしい所だと思っている。その魅力を1人でも多くの人に知ってもらいたいと言う思いはオレ様も同じだ。

オレ様からもお願いする、時代絵巻成功のため1人でも多くの人が力を貸してくれ!!