7月、列島を襲った豪雨。西日本から東日本、東北の広い範囲で大雨となり、九州では球磨川などで氾濫が相次いだ。
川とともに暮らしてきた球磨村は、豪雨時にとるべき行動をまとめたタイムラインを策定するなど防災意識は高いはずだった。それでも命を守ることができず多くの犠牲者が出た。住民らは「水の来る速さがこれまでとはまるで違った」と異変を感じていた。

水没した神瀬地区では消防団副団長の上蔀忠成さんらが復旧作業に取り組む。豪雨が襲った日は濁流が押し寄せる中で逃げ遅れた地区の住民45人を救助した。

生まれ育ったこの地区が好きだ。これからもこの地区に住みたいという思いは強い。しかし、再び同じような雨が降ったら命を守ることができるだろうか。

災害が相次ぐ「気候危機」の時代。日本のどこに今後同様の被害が起こっても不思議ではない。
豪雨が起こった球磨川流域に住む人々の体験や葛藤を通じて、未来を考える。

ナレーターを務めるのは、球磨郡出身の俳優・中原丈雄さん。
放送は9月9日(水)深夜2時20分〜。
(9月12日(土)午後1時30分~再放送)