熊本市南区八幡にあるカフェ「Budou」(ブドウ)。
去年11月にオープンしたお店です。
このお店の「こども食堂」の取り組みとして、
今年2月から毎月第3土曜日に
「こどもキッチン・ブルービー」と名付けて、
17歳以下のこども達に、無料でご飯を提供しているんです。
今月17日に行われた「こども食堂」にお邪魔しました。
そしてこの日は、熊本農業高校の家庭クラブの生徒たちが、
研究実習の一環でお店の手伝いに来ていました。
せっかくなので私も手伝わせていただくことに…。
この日のメニューがこちら。
阿蘇産のクレソンを練り込んだそうめんやハム、
近くのお寿司屋さんが作ったダシ巻き玉子など、
おいしいものがたっぷり集まっています。
使っている食材は、全て熊本県内の
お店や農家さんなどから寄付されたものなんです。
そして時刻はお店がオープンする11時、近所のこども達が集まってきました。
地震の影響で4月の「こども食堂」はお休みしましたが、
5月から営業再開。
近所のこども達は毎月変わるメニューを楽しみにやってくるんです。
そしてこの日は、こども達に木のチップが入った
匂い袋のプレゼントもありました。
これは、地震で傷ついたこども達の心を癒すために
香川県の養護学校の生徒達が作ってくれたものなんです。
食育の発信基地としてだけでなく、
こども達の癒しの場所としても利用されている「こども食堂」。
今後、ますますの広がりに期待です。