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【特集】熊本不思議探訪~おもしろ人物伝~

江戸時代後期に生まれ、昭和8年まで生きた井上平太。 剣術、馬術、弓道の達人で明治の陸軍大将・乃木希典(のぎまれすけ)と親交があった人物です。
血なまぐさい幕末から明治時代が幕を開け、井上平太は、警察官となりました。
罪を犯した人をむやみに逮捕せず、諭す警察官だったそうで、 民衆に人気があったそう。

続いてご紹介する人物は、甲斐有雄(ありお)。阿蘇方面の人たちにとっては有名な人ですよね。
甲斐有雄が得意としたのが、皮肉や社会風刺を五・七・五・七・七で詠む狂歌です。
ある日、旅先で宿を借りるのですが、 寝るときに満足な布団を貸してもらえず、よほど寒かったのでしょう、 皮肉を込めた狂歌をわざわざ残して宿を後にしました。
「貧(ひん)すれば貪(どん)すめかしの寒(さむ)ぶとん よぎ(夜着)なきことを人に知らする」
貧しくなれば貪欲になって、見かけ倒しの寒い布団で見栄を張って、 ちゃんとした布団がないことがバレバレである。といった感じの歌かと思われます。

【問題】

「第1問」
警察官となった井上平太は、ある小説に描かれた登場人物のモデルとなりました。 それは上熊本駅を舞台にした作品なのですが、 ズバリその作品の作者とは誰でしょう?

「第2問」
有雄は、村の酒屋でタダ酒をご馳走になっておきながら、また失礼な歌を残しています。
「 〇〇〇よりもうすきこの酒がのどを切らぬは不思議なりけり」
空欄に入るのは次のうちどれでしょう?
A らっきょの皮 B 障子の紙 C かみそりの刃

【正解】

「第1問」
正解は・・・
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンです。 ハーンの「停車場(ていしゃば)にて」という短編は、
明治26年に起こった実際の事件をもとにかかれた作品です。

「第2問」
正解は・・・
Cのかみそりの刃。
お酒の薄さと、カミソリの刃の薄さをかけてどうして喉が切れないんだろう?という嫌味。