今年のノーベル賞に選ばれた日本人2人が日本時間11日に迫った授賞式に向けて思いを語りました。

大阪大学　坂口志文特別栄誉教授 「受賞のアナウンスがあって2カ月くらい経ちますが、忙しいままに過ごしてしまい、まだ実感がないんです。スウェーデン国王からメダルを頂いて、バンケット（晩餐（ばんさん）会）があって、そのような形で実感できたら本当にうれしいと思います」

京都大学　北川進特別教授 「あしたはしっかりとメダルを頂くだけです。（晩餐会）もう楽しみにしてます。ロイヤルな方々と食事を挟んで色々できるので楽しみます」

　2人は現地の日本大使館で開かれたレセプションで講演し、ノーベル博物館の恒例行事に倣って椅子の裏にサインをしました。

　授賞式は10日、日本時間の11日未明に行われ、受賞者らはスウェーデン国王からメダルが授与されます。

　その後は1300人以上が参加する晩餐会が行われます。